12月14日(土)、年内最後の寿司大さん訪問。
今回は人と一緒だったので、土曜の朝イチから並んでみました。
結局2時間超待ちましたが、おしゃべりしながらなので、"並び終えてみると"あっという間に過ぎた気がします。
店内に入ってご挨拶。
この日のお魚のラインナップを確認しつつ、注文を組み立てていきます。
冬場は決まって確認することにしているヒラスズキは、この日はナシ。
築地時代の違って待ち時間は屋内で過ごせるので大分楽になっているのですけど、それでも冬場は結構身体が冷えますね。
というわけで、アラ汁の沁みることといったらもう。
できたてホカホカで登場する玉子焼き。
冷めて味がなじむのを待ちながら、ひと口ずつ食べ進めます。
ツマミはまずあん肝から。
オススメされた通り魚の風味が強くてのっぺり濃厚なあん肝は、もみじおろしとポン酢でさっぱりと。
とはいってもやっぱりとても濃厚です。
穴子は、煮穴子を炙りで。
塩と醤油の2種盛りでお願いしました。
塩は煮穴子のふっくらした質感を残して、醤油は焼きの香ばしさが強めに効きます。
おにかさご。
まずは白身を、ということでこちら。
淡白な旨み系かと思いきや、クニクニ噛み続けると脂の甘みが出ます。
真鯖は岩手のもの。
皮目の下にたっぷり脂の層が見えていますが、口の中で身の香りと脂の甘みが一体になります。
今年は、いい鯖に当たる機会が結構多くてありがたいです。
生いくら。
「生いくらはそろそろ終わりだよ~」とおすすめされたので乗っかりましたが、確か前回来たときも同様の勧められ方をした気がします。
来月もあるかも、などと思いながら、軽い口当たりと濃厚な脂の旨みに大満足です。
春子鯛。
穴子、かさご、ときてついつい春子も、と選んだわけではありません。
身厚でながらふわふわの食感。
ボリュームのある口当たりで旨みもふくよかです。
〆に選んだのはカツオ。
結構赤みの強い部位でしたが、もっと真っ白になっていてもおかしくなかったくらい全体にびっしり差した脂乗り。
しっとりさらっととけて、甘い甘い甘酸っぱいカツオでした。
というわけで、年内最後の訪問でしたが、色々バラエティーに富んだ注文ができて楽しかったです。
ごちそう様でした!