細心の注意を払って持って帰りましたが、残念ながらケーキはベストの状態からは程遠い状態になってしまいました・・・。
お店の方に申し訳ないですね。
ディプロマット(450円)。
この日初登場の新商品。
ドライフルーツたっぷり、お酒たっぷりのパンプディングのようなお菓子です。
ドレンチェリーが目を引きますね。
ちょっと傾き加減でごめんなさい。
クリームブリュレのような滑らかな舌触りとは違いますね。
パン生地のザラつきと玉子地のㇲの入った感じがグラデーション。
子どもが喜びそうなビジュアルですが、お酒ががっつり効いています。
ドレンチェリーとお酒、ベタベタな感じが素敵です。
ラブリコティエ(520円)。
杏子のクレームムースリーヌ、ビスキュイジョコンド、ドライあんず。
クリームが緩めになってしまってごめんなさい。
ドライあんずをこういう風に使ったケーキって初めてかも。
何の違和感もありません。
クリームからアプリコット香る香る!
アーモンドと杏子、「一体感が主張する」という不思議な感覚。
食感もよく馴染んでいます。
ベルギービールのタルト(450円)。
「焼いているのでアルコールは飛んでいます」とのこと。
確かにアルコールはすっかり飛んでいますが、Mさんでも問題なく召し上がれるというい保証はないので注意が必要です。
パイ生地はザクザク。
時間は経っていましたが食感といい風味といい大満足でした。
いやでも次回はまた、ぜひ出来るだけ出来立てに近いものをいただきたいですね。
本来の姿より緩めになっているかもしれません。
ビールの香りは、最初はそれとは気付かないようなまろやかなもの。
でもじわじわ、じりじりとホップの滋味が舌を刺激し出します。
ガトーショコラ(350円)。
フランスのペック社のショコラを使用しているということで、以前から気になっていた一品。
この日はイベント用にミニサイズで包装されたのがあって「本日お召し上がりでないなら包装したものがおすすめ」と言われたのでそちらを購入しました。
もろもろっと崩れてじっとり。
甘みや苦みといった、ありがちな味で勝負せず、すっきり華やかな風味が広がります。
バニラシュガーシフォン(350円)。
信頼する茂右衛門さんのシフォンケーキとあって、どんな驚きがあるのか期待しながらいただくと・・・、
びっくりするくらいすっきりした味わいです!
言ってみれば引き算の美学。
「バニラシフォン」の時点で十分無駄を排したプレーンなものではありますが、こんなに引き算できるなんて!という驚き。
角の立つ言い方をすると、普通のシフォンケーキには雑味がたくさんあるんだなあと気付かされるような味でした。
過去にはさまざまなフレーバーのシフォンも出されていたようですので、今後も期待したいと思います。
コーヒーとウィスキー(230円)、フィナンスィエ(250円)。
コーヒーとウィスキーは初回訪問時に感激した一品。
最初に食べたときほどの感動はありませんでしたが、香りのインパクトはさすがの仕上がり。
アルコールをあえて強調したようなお酒の使い方なのですよねえ(アルコールは飛んでいます)。
フィナンスィエはもっちり。
ナッツって良い味だなあと感じられる一品です。
この日も興奮のひとときを過ごすことができました。
次回はササッと持ち帰ってベストの状態でいただきたいです(笑)。