この日はこのまま西荻窪で行われているイベント、チャサンポーに行ってみました。
105店のカフェや雑貨屋さんが参加して無料のお茶を用意するなど、街全体が静かなお祭り騒ぎ状態。
西荻窪のという街のほのぼのした魅力が伝わってくる、とても充実した内容のイベントでした。
想像以上に参加店と参加者も多かったですね。
先日四谷三丁目の猫廼舎さんでご一緒させていただいたお姉さんが知人の手伝いで出店者側で参加するということを伺ったので、ちょっくら覗きに行ってみました。
お話に伺っていた自家製の苺のシロップを使ったいちごミルクをいただきました。
こだわって選んできたという牛乳は残念ながら切れてしまったそうですが、わざわざ急遽「吉祥寺まで仕入れにいった牛乳」で入れてくださいました。
いちごミルクの写真を撮ろうとしたら「ぎゃああああそんなきれいなもんじゃないでしょーー!」という感じでしたので、写真はこれのみで(笑)。
シナモンを効かせてあるのだったような。
牛乳ってフルーツと合わせると香りが難しかったりもしますけど、これは香りよく仕上がっていましたね。
ミルクでいちごの酸味がまろやかになって、いちごとミルクって本当に合うなあ。
いちごミルクって自分で作れるものなのだなあとしみじみ感じ入りながら美味しくいただきました。
ごちそうさまでした♪
場所がお気に入りのお菓子屋さん「カナム」さんのそばだったので、そちらにも寄り道してきました。
卵と乳製品を使わずに、「美味しい」(←個人的にはここ大事)お菓子を作っていらっしゃるお店です。
いちじくのケーキ。
米粉を使ったケーキで、お餅のような要素の強く感じられる食感がクセになります。
穀物的な滋味と「乳製品」っぽいまろやかな甘みが感じられるのですけど、どう作るのでしょ。
これすごく好きです。
ほうじ茶小豆のケーキ。
形は似ていますが、いちじくのケーキとは全く別の生地。
こちらは空気感を持たせながらずっしりと重い蒸しパンに仕上がっています。
正直ほうじ茶ははっきりと分かりませんでしたが、小豆がとても香りよく、それを馴染みよく受け止めている生地だなあと思いました。
甘酒のマフィン。
これも米粉使用だったと思います。
表面のねっちりしたところが「クリームチーズのような」感じで、これまたよかったですねえ。
アーモンドのスコーン。
これは少し日を置いていただいてしまったのでイマイチでした。
すみません。
個人的な感覚ですが、味的な意味での日保ちはあまり長くない気がします。
しっかり焼き込んだクッキーなんかはまた別でしたが、ケーキ類は半生菓子のようなイメージなのですよね。
良い状態でいただけば相変わらずの絶品。
傑作揃いです。
「乳製品ぽい」ようなことを書きましたが、
「じゃあ結局乳製品食べられる人はそっちでいいじゃん!」
となってしまいそうですが、ここのはひと味違うのですよねえ。
他に類を見ない個性溢れる素朴で優しい味わいのお菓子。
おすすめします。