続いてAさんと2人で小田保さんへ移動。
黒板をチェックして注文を決定します。
小田保さんの壁って大きな鏡張りになっているのですけど、何か理由があるのでしょうか。
関係ないですけど、先日Aさんが「ちくさんぽ・・・ちくさんぽ・・・」と不思議そうな顔をして見ていたのが、裏から見た「さくらんぼ」だった事件がありました。
そういう僕も、某デパ地下で「ちば県産の何だ?ちば県産の何だ?」と思っていたら「さば」だった事件がありました。
真ソイバター(700円)。
初めて注文するメニューです。
北海道の鯛、と呼ばれる魚で、冷たい水温環境に生息するので脂の乗った身質が特徴。
ほんのりきつね色に色付いた焼き目や、皮目と身のつなぎ目のうっすらと魅力的な脂の層といった、いかにもなそそるポイントが散見されます。
尾に近い方の平たい部位ですが、皮目が広めでバター焼きだと特に当たりに感じます。
皮目から深めに入った切れ目にバターソースが溜まっています。
タルタルとゆるゆると和えながらいただきます。
鱈ほどブリッとはしていませんが、弾力のある白身です。
バターソースがたっぷりで分かりにくいのですけど、脂も結構乗っていそう。
北海道の鯛と呼ばれるのも頷ける上品な旨みを持った魚でした。
小田保さんのバター焼きはこういったクセのない白身が合いますねえ。
またホワイトボードにこの手の魚が乗ったときは積極的にオーダーしようと思います。