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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「高はし」であんこう煮V-MAX、めいたがれい煮付け。

1月14日(土)、この日は土曜の高はしさんでは新年初、お店の看板メニュー「あんこう煮」が出るということで朝イチは即決。
 
みなさんの連食模様を伺ったり、映画の話なんかも出つつ、お店の前で並んで開店を待ちます。
 
「あったかいの」と注文した隣の常連さんに、
「"ひや"っていうのは"常温"のことなんだよ」
ということを教わりつつ、注文を済ませて料理を待ちます。
 
やっぱりあれですかねえ、冷蔵庫がなかった時代の名残りとかでしょうか。
 
あんこうあんこうと言っておいてまずは珍しかったので、めいたがれい煮付け(2000円)。
頭を落としているので分かりにくいですが、鰈はお腹が手前になるように頭を右に盛り付けるのだそうな。
 
皮目は浅い色。
 
名前の由来にもなっている"目"の周りに特徴があるそうですが、確認できず(^^;)
 
でも皮目の色とエンガワのところのヒレの長さで他の鰈と識別出来るかもしれません。
覚えておきましょう。
 
ではではいただきます。
 
高はしさんの煮付けには定番で乗る芽ねぎですが、鰈系には特に合う気がします。
・・・まあ"きんき"のときも"めばる"のときも同じようなことを言いますので、聞き流してください。
 
食べてみても・・・特徴的がくっきり♪
パサついているわけではありませんが、他の鰈に比べてしっとり感は弱いのかな。
しっとりよりは"ふっくら"重視の印象。
 
ワラサ辺りに近いような、ちょっと酸味にも近い旨みがあったように思います。
 
食べてもマコガレイとかと違いが分からないかと懸念していたので、はっきりと違いが分かって面白かったです。
注文してよかったな♪
 
そして、あんこう煮V-MAX(軽め)。
いただくのはちょうど1年ぶりくらい。
 
この日はモノがいい証の「V-MAX」とのことでした。
 
ひゃー!きたきたきた!これこれ♪
 
あんこうの各部位、豆腐がたーっぷり。
あん肝は汁に溶いてある分の他、固体もどっぷりと貫録の入浴中です。
 
クニクニ、ふよふよ、ぶりりんっ♪
 
「七つ道具」と呼ばれるあんこうの各部位、何種類入ってるかな♪
皮目、柳肉、あん肝、えら、ひれ、胃袋、卵巣・・・
 
あん肝はこちら。
 
ゴロリと立派なサイズで、ねっとーんと濃密。
魚の旨みと脂の甘みの塊です。
 
陰の主役はお豆腐。
一瞬あん肝と間違えそうなきめ細かい絹ごしで、どぶ汁がほどよく浸みているので目をつぶって食べたら気付かないかも?
 
とはいえさっぱりした食べ口と、ほんのり大豆の香りはやっぱりお豆腐。
 
今年はタイミングが合わなかったりで食べ逃したと思っていたので、無事にいただくことができてよかったです♪
 
ごちそうさまでした!

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