続いて千葉でもう1軒。
流山本町まで散歩して3度目訪問のtronc(トロン)さんへ。
この4月から営業時間が13時から21時に変更になったそうです。
平日の昼下がり、この辺鄙な立地ですがお客さんは入っているかな?とお店に入ると・・・
8割くらいの席の埋まり、やっぱり人気ですねえ。
今回は本日のデザート目当てで伺いましたが、開店1時間のタイミングで売り切れなのだとか。
ここまで来て売り切れはさすがにショックでした(^^;)日頃の行いですかね。
昭和のショートケーキ(420円)。
もともとこちらもいただこうと思っていたので、スムーズに気持ちを切り替えられました。
目当てにフラれてショートケーキ、というのは先日もどこかであったような・・・
ドリンクはホットの紅茶(シャンパンパーティー)(500円)。
ポットもありましたが、カップで十分な量ありました。
ショートケーキのときはコーヒーではなく紅茶を頼むことにしているのですよね。
さわやかなマスカットの香りのするフレーバーティーでした。
円柱形、それもスポンジに溝を入れた帯状にして巻き込んである辺りモダンでスタイリッシュ。
昭和感がちょっと分かりません(笑)。
さらにトップには、スライスした苺にジュレがかけてあります。
ジュレはオレンジピールが入ったマーマレードのニュアンス。
ちょっと崩すのがもったいない気もしつつ、スーッとフォークを入れると・・・
外からだとちょっと分かりにくいのですけど、スポンジで巻き込んだ中に苺のコンフィチュールが入っているのですよん。
中腹のクリームの上に少しだけ滲んでいるのが分かるでしょうか?
そしてびっくりしたのが、このクリーム。
ただの生クリームかと思いきや、多分マスカルポーネクリームなのですよね。
生地にシロップは打っていなさそうで、ふわっふわにとても軽い仕上がり、そこへ濃厚で無糖のマスカルポーネクリーム。
ここまでだとクリームが強すぎてかなり淡泊な味わいなのですけど、
そこへ苺のコンフィチュールやスライス、ジュレが甘みと酸味を存分に放散。
意外な経路をたどって、最終的にはショートケーキ系のフルーティーな後味に終着できるケーキでした。
最後まで昭和感は分からなかったのですけど、また機会があれば伺った際にお店の方に聞いてみたいと思います。
ちょっと距離があるので頻繁にはお邪魔できませんが、雰囲気がとても良くて、期間限定で変わるメニューもあるようなので、またぜひ定期的には伺えるようにしたいと思います。