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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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江古田の「パーラー江古田」でクロックムッシュ、カンノーロ。

カレーをいただいた後は吉祥寺に行ったり色々歩き回りまして、最終的にパーラー江古田さんへ。
 
つい先日お邪魔した際は、初訪問だった母に寄せてお店の定番メニューを中心にいただいたのですよね。
個人的に気になっていた最近の新メニューへの想いが高まってしまったので、比較的短いスパンでまた馳せ参じてしまいました。
 
15時頃の訪問でしたが店内満席、順番待ちもいらっしゃって、今までで1番待ったかもしれません。
 
店員さんもいっぱいいっぱいになっているのか、この日は珍しく「ん?」と思うところも結構ありました(^^;)
まあ美味しいものをいただいて帳消しにしていただきましょ。
 
今回はいただく念願のメニューは、この鋭いナイフでカットして食べるのですよ。
 
またこの後ひと悶着あって、ようやく登場したそのお料理は・・・
 
クロックムッシュ(ソフトドリンクセット)(1140円)。
ちょっと前からこのメニューが始まったと聞いていて気になっていたのですよね。
 
僕はカンパーニュで提供されましたが、他のお客さんは食パンだったようなのでサンドイッチ同様パンを選べるのかもしれません。
 
パンの上にベシャメル、チーズを乗せて焼いてあります。
 
100円で目玉焼きを追加してクロックマダムにすることもできるそうでしたが、今回はクロックムッシュのままでお願いしました。
 
カンパーニュは、厚みこそほどほどですが面積が大きめで結構なボリュームがあります。
 
ガリッとパーラー江古田さんのハード系らしいクラストに、ぷるるんもっちりなクラム。
 
恐らく自家製と思われるハムがモリモリサンドされています。
 
ベシャメルやチーズの量は抑えて、むしろこのハムがメインのクロックムッシュ。
他ではちょっと食べたことのない男前なバランス感ですね。
 
いざいただきましょう!とナイフでカットしようとしたら、トマトがたっぷりでズズズとズレてしまいました。
 
自然体な構成ながら、お店の魅力をギラギラと振りまく、完成度の高いクロックムッシュでした。
パーラー江古田のクロックムッシュ、ここのにありですね。
 
カプチーノ。
1番のお気に入りはカフェラテですが、先日いただいたばかりなのでちょっと変化を付けて。
 
ミルクはフォームになっているので存在感はやや劣りますが、エスプレッソの味が純度高めで感じられるのがいいですね。
 
カンノーロ(420円)。
未食だった定番スイーツもいただきます。
 
シチリアの伝統菓子カンノーロ、名前の意味は「小さな筒」。
 
筒状に揚げた生地にリコッタチーズベースのちょっとボソッとしたクリーム。
こちらでは注文を受けてからクリームを詰めてくださいます。
 
いつもカウンターに大量のカンノーロ生地たちが、今か今かと自分の出番を待っているを見てはいたのですよね。
 
生地だけだとほぼほぼただのスナック菓子に見えますが、クリームが入るとすっかり"ドルチェ"然としますね。
 
ゴッドファーザーで有名な・・・とよく説明されるこのお菓子ですから、
 
いざ食べる段になるとあのテーマソングが頭の中に流れ始めます・・・
 
まずは零れ落ちそうなクリームを多めにパクリ。
リコッタらしい旨みのあるクリームはほんのりオレンジの香り。
 
単体としても、カンノーロ全体のバランスで見てもとてもいい味。
味見って基本中の基本ながらちゃんとできていないお店が多くて「よくこんな味付けで客に出せるなあ」と思うことも少なくないですけど、こちらはよく調整された本当にいい味。
 
生地は固めに揚がったものが湿気ていて、コリコリと脆く崩れる食感。
 
イタリアを旅行したときに感じたのですけど、向こうって小麦粉製品の扱いがすごく雑なのですよね。
パンはカラカラに乾いて、焼菓子は逆に軒並み湿気ていて・・・でも美味い。
小麦粉製品の美味しさに余裕があるというか。
(素人の肌感覚なので、失礼な物言いをお許しください)
 
パーラー江古田さんのカンノーロは、そのときの空気のにおいを思い出させてくれるものでした。
とても気に入りました。
またいただきたいし、ひとにもオススメしたいです。
 
色々遠回りの散歩だったうえに、結構待ち時間も長くなってしまいましたが、
今回も大満足でした。
来てよかったです。

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