続いて金曜日の恒例、高はしさんへ。
金曜日にご一緒するのは珍しい方と合流してお店に伺います。
メニューを見ると、この日狙っていたメニューが黒塗りされているではないですか!
もともとの仕入れ量が少なかったようですね。
というわけで予定を変更しまして…
昆布締めほたて貝・平目・すずき三種昆布締盛合(軽め)。
最近力を入れている昆布締め。
日替わりで様々なネタを使われていますが、この日は3種類揃い踏みのメニューがありました。
ほたて貝。
水分が抜けてネットリ、ネッチリ。
ほたての甘みと強めの塩気、昆布の旨み。
なんだかアルコールにも近いような風味で粕漬け方面の味わいにも感じられました。
すずき。
厚みのあるカットでザクッと歯切れの良い食感。
強めの塩気がビシッと決まっています。
平目。
ねっとりとろりと、濃密な舌触り。
平目の旨みと昆布の旨みが、3度上をハモるような心地よさ。
高はしさんの昆布締めは、しっかり塩をしてあって食感に昆布締めらしさが如実に表れている印象でした。
これは「マグロ漬け」のときと似たようなイメージで、個人的にはとても好み。
また他の魚の昆布締めも狙ってみたいと思います。
久しぶりに穴子にこごり(600円)も。
時期がいいこともあってか、厚みがあって1カットがなかなかのボリューム。
にこごりが融けてしまわないうちにいただきます!
冷えて固まった脂が、口の中で再びとろけだすのがいいですねえ。
ひんやりしたにこごりもサラーッととけて穴子の出汁が口いっぱいに広がります。
朝からちょこちょこと品数豊富に楽しませていただきました。
大満足でごちそうさまでした!
この後は荻窪で定番コースへ。