続いて小田保さんと同じ6号館にある八千代さんへ移動。
こちらも案外空いていて、並ばずに入ることができました。
このところ入口に近い席に座ろうとすると、
「そこ寒いから奥においで」
とおっしゃっていただいていたので、この日もズカズカ入ろうとすると、
「そっち」
と入口側の席に座るように指示が。
どうしたものかと振り返ると、やや!こちらの方がお召し上がりで、隣の席が空いているではないですか!
おはようございますお邪魔します失礼しますあけましておめでとうございます、と色々な挨拶をしながら着席。
アジフライとカツ煮で迷ったので、新年最初の「迷ったら両方」を遂行することに。
元々はアジフライと何か他のフライを合わせるつもりでしたが、小田保さんで隣のテーブルから漂ってきた香りにヤラれてすっかりカツ煮のあたま、の頭になっていたのですよね。
アジフライ(600円)。
アジフライは1枚だったので小鉢で提供。
レモン、タルタル、辛子の三種の神器がしっかり詰まっています。
アジは季節柄もあってやや痩せ気味ですが、その中でちゃんとふっくらしっとり仕上がっているのがさすが。
脂乗りに欠ける分、タルタルが1番美味しくいただけた気がします。
カツ煮(あたま)(1100円)。
揚げ油と、醤油と、玉ねぎの甘い香りと。
玉子とじは比較的ムラというかメリハリのある仕上がり。
しっかり火が入ったところがある一方、ほぼ生の白身がカツをコーティングするように覆っています。
八千代さんのロースカツは、ぷりりっと満足な量の脂身が付いているのがポイントですね。
衣の香りや、お出汁の香りがどんなに魅力的でも、口の中を支配するのは豚の脂身。
ちょっと多いかな…?と恐る恐る注文しましたが、どちらもお願いして正解でした。
また築地ラストイヤーの今年も、あれやこれや抜かりなくいただいていきたいと思います。
ごちそうさまでした!