再び築地に戻って、天まめさんへ。
店主さんに新年のご挨拶…のつもりが、年が明けてからターレットコーヒーで1度お会いしていたのをすっかり失念していました。
ちょっと迷いましたが注文を決定。
和気藹々、お話しながらできあがるのを待ちます。
寒天を切って、キラキラ輝くお豆を乗せて…盛り付けを見るのもひとつの楽しみですね。
まずは定番のピクルスから。
強い歯応え、甘めの味付けははちみつかな?
変わらぬ味でファンも多そう。
僕の滞在中にもテイクアウトするお客さんが複数名いらっしゃいました。
黒豆きなこ(680円)。
お店の主戦力の寒天の他、メニュー名通りに黒豆ときなこ。
「最初はそのまま、お好みでもし味を変えたければ後半に黒蜜をかけても…」と控えめに説明があります。
1月だからこそ世の多くのお母さんに伝わるであろう、この黒豆の素晴らしさ。
つるつる、ぴかぴか、ぷっくりです。
メニュー名と紛らわしいのですけど、きなこも確か「黒豆のきなこ」と説明されたような気がします。
香ばしいです。
天まめさんの寒天メニューはメニューごとにカットサイズが異なりますが、黒豆きなこは最も大きなカットでいただけます。
ひとつ頬張れば口いっぱいのサイズで、口のあちこちに4つ角がふにふにと触れてこそばゆく。
噛んで砕けば、ふやっと弾けてなおのこと…。
いくら味を変えたくなったとしても、途中で黒蜜をかけたら後戻りはできませんよね。
優柔不断な僕としてはなかなか黒蜜の覚悟が決まらないわけです。
石橋を半分叩いて渡ったところでまた最初に戻って叩き直したくなっちゃったりするわけですね。
というわけでスプーンに寒天を乗せて黒蜜をかけることにしています。
(ちょっと器にも垂れているのはご愛嬌!)
基本的には黒蜜なしで最後まで飽きることなんてないのですが、悩ましいことに天まめさんは黒蜜も波照間産の黒糖を使ったこだわりの自家製なのですよね…いただかずには帰れないのです。
というわけでカウンターでガヤガヤお話を楽しみつつ、次は何をいただこうか考えを巡らせながらペロリと完食。
ごちそうで様でした!