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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地で〆のコーヒーはここで飲め!場内外のおすすめ3軒。

豊洲市場の開場予定日の10月11日がほぼ半年後に迫った今日この頃。
 
テレビ、雑誌等、「最後の築地」特集が組まれる機会も増えてまいりました。
 
というわけで慣れない築地にいらっしゃる方も多くなるかと思いますので、今回は食後の〆に飲むべきコーヒーのお店をご紹介しようと思います。
まずは移転の対象となる築地場内。

【愛養】

 
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場所は飲食店が軒を連ねる魚がし横丁の6号館、大行列の「寿司大」さんと「天房」さんの間。
創業は大正、市場が日本橋にあったときだそうです。
 
豊洲には移転しない予定で、昨年の秋で閉店することになっていましたが、移転が延期したことで閉店も延び延びになっている現在。
お店の方は入れ替わりがありましたが、以前からいらっしゃったKさんを中心にレトロで築地らしい雰囲気を保って営業されています。
 
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おすすめは「エバミルク(=無糖練乳)」を使ったミルクコーヒー。
今どきのカフェオレとは違う、クッと喉にかかる感じの飲み口が特徴的です。
 
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そしてフードメニューなら、トースト。
「耳を落とす」「8等分」「ジャムを塗る」……等々、常連さんにはそれぞれ決まったスタイルがあって「トースト」と注文すればその人専用の形で提供されます。
もちろん初めてお客さんにはやさしく相談に乗ってくださるので、好みの注文を考えてチャレンジしてみると楽しめるかもしれません。
 
コーヒーを飲み終わる直前のタイミングにスッと日本茶を出してくださる(=築地の定番)さりげなさにお店の美学を感じます。
食器や外観、内装のレトロさも人気で、海外からこのお店の写真を撮りに来るお客さんもいらっしゃるほどです。
 
続いては、場外。

【YAZAWA COFFEE】

 
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波除通りからおにぎりの「丸豊」さんの角で曲がって、すぐの裏通りに入ったところにあります。
一転して昨年したばかりの新しいお店です。
 
愛養さんは「築地にあるのは今のうち」「いつまで営業されるか分からないから今のうち」だったのに対して、こちらは「これから人気になってしまう前にあまり知られていない今のうち」という感じ。
 
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2015年にブルーボトルコーヒーがオープンして以来、清澄白河で支配的になっているコーヒーカルチャーに感銘を受けたご主人が始めたお店。
自家焙煎の浅煎りの豆を使ってハンドドリップで淹れるコーヒーは「フルーツとしてのコーヒー」の味を全面に出したものです。
 
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試行錯誤して理想の焙煎、抽出を模索しているご主人のこだわりは、コーヒー好きな方なら拝聴して損はありませんし、河岸の漢ながら人当たりのやわらかいご主人なのでそんなにコーヒーに詳らかでない方でも臆せず敷居をまたげる(実際は敷居すらない)お店だと思います。
 
河岸の方同士の会話に混ぜてもらったり、ちょっとした裏話なんかも聞けたりするのも醍醐味です。
 
最後は市場から少しだけ離れたところ。
日比谷線築地駅のすぐそば、築地本願寺の真正面ですね。
 

【ターレットコーヒー】

 
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渋谷に本店をもつ人気店「ストリーマー・コーヒー・カンパニー」出身のご主人が開いたお店で、今年で5年目を迎えます。
 
名前にある「ターレット」というのは築地名物の小型トラックのことで、何と店内で実物がベンチとして使われています。
 
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店名を冠した看板メニューのターレットラテは、ヘビーでビターなエスプレッソのダブルでたっぷりのミルクを注いだ1杯。
すさまじくビターなはずなのに、ミルクの甘みで軽やかに飲めるラテです。
 
その他、シーズナルメニューもご主人が創意工夫を凝らしていらっしゃるので目が離せません。
 
というわけで3店ご紹介してみました。
ぜひぜひ参考程度にお読みいただいて、好み、都合に合わせて選ぶ一助になれば幸いでございます。

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