さて、il tramさんの次は清澄白河でもう1軒、コーヒー屋さんに寄って帰ります。
午前中にお邪魔したYAZAWA COFFEEのご主人に「1番好きな店」としてオススメされたのですよ。
The Cream of the Crop Coffee。
前から存在は存じ上げておりましたが、想像したよりil tramさんに近くて驚きました。
ピエールマルコリーニと同資本の母体のよう。
倉庫を改装したような店内に大型のスマートロースターがどーんと。
席はちまちまとある程度で、かなり贅沢な空間使いでした。
エチオピア・イルガチェフェ(450円)。
香りは結構弱いかな。
飲み口はフルーティー、極端な言い方をすれば「すっぱい」というレベル。
個人的にこの系統の酸味をコーヒーに求めていないので、浅煎りの豆は苦手だったのですが、こちらのは酸味にエグみがなくて割と飲みやすかったです。
馴染んだコーヒーの味とは全く違うようでいて、どこかいつも飲んでいるコーヒーの原型に触れるようなところもある、コーヒー豆というフルーツの味わいでした。
豆の質にこだわった上で、個性を出来る限り邪魔しない形に焙煎する。
浅煎りコーヒーの世界に少しだけ足を踏み入れたような、深入りならぬ”浅入り”してしまった気分です。
やっぱり好んで飲みたいのは深煎りですが、また伺うことがあるかもしれません。
ごちそうさまでした!