豊洲からグーンと移動して熊谷へ。
結構時間はかかりますが、乗り換えは少ないのでぼーっとしていたら着くところがよいですね。
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やってきたのはかき氷の名店・慈げんさん。
かき氷ブームが始まる前の2000年オープンで、今や都心から離れるこの地で行列の絶えない大人気店になっています。
この日は本当に運よく行列が切れましたけどね。
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というのも、翌日の12月1日からクリスマス氷が始まるため、直前のこの日は穴場だと踏んでいたのですよね。
なお食べている間中、ご主人がツリーにオーナメントを追加し続けていらっしゃいました。
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こちらの魅力のひとつは壁いっぱいに貼り付けられた、豊富で独創的なメニューの数々。
かなり頭を悩ませた結果、3種類注文しました。
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ザ・芋・栗・かぼちゃ。
「芋・栗・かぼちゃ」というメニューもありますが、「ザ」を付けて注文するとよりストレートに素材を味わえるソースになるのだそう。
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かぼちゃ。
ぽってりした口当たり。
ちょっとかぼちゃ自体が水っぽい気がしますね。
メキシコ産とかでしょうか。
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中にはかぼちゃ。
ごろごろ入っています。
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栗。
クリーミーな口当たり。
モンブランにも使えそうな食感ですね。
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中には栗。
ぽっくぽくの栗がごろごろ入っていました。
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芋。
胡麻と蜜がかかっていたでしょうか。
大学芋のイメージかな。
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中には蒸かしたお芋。
ほくほくごろごろたっぷり入っていました。
季節の味を3種盛りで、楽しくいただくことができました。
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お口直しの浅漬け。
3杯頼んでも1皿しかいただけないようなので、ちょっと我慢して後からいただきました。
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抹茶エスプーマと煎茶。
お店の売りのひとつ"エスプーマ"。
抹茶は初めていただきます。
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ふわとろクリーミーな口当たりに、ちゃんと苦みの効いた抹茶の風味。
みるみるうちに沈んでいくところは、信頼のおけるポイントです。
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かき氷のソース、シロップにおける食感の良さって、氷との相性如何にも左右されますよね。
こちらのエスプーマは、まったりとける口どけと、キラキラ消える氷が合わさって「しゅんわり」といった別の食感を産むのです。
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それから、意外と油断していたのは「煎茶」。
氷全体が黄色っぽくなっていて、甘さのないかなり尖った仕上がりになっていました。
ぽくぽくした白あんと合わせて、大人っぽい和菓子のような素朴でいいお味でした。
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慈げん・ザ・seasonal autumn(柿・ラフランス・キウイ)。
1品目に続く3種盛りメニューですが、こちらは自分でかけるスタイルで登場です
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氷と、
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レミヨのエスプーマ。
レミヨはレモン・ミルク・ヨーグルトの略。
お店のスペシャリテともいうべきアイテムです。
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左からキウイ、柿、ラフランス。
これも「ザ」の付くメニューなので、すべて果物そのもののような仕上がりのソースです。
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ちょこちょこと、3種がけ。
キウイは独特の香りと、ぷちぷち食感。
柿はそもそも風味が弱いかもしれませんが、ざらりと濃厚な舌触り。
ラフランスはしっかりした甘さと、均整のとれた華やかな香り。
いやいや。
メニューが豊富なだけではなくて、1品1品の中に無数のアイディアが詰め込まれていました。
素材の風味を前面に出している点や、甘さを控えた緩急の緩に当たるところも意識的に感じられてどれもさらっといただけるかき氷でした。
熊谷であってもみなさん遥々遠征される理由が分かりました。
また伺いたいと思います。
ごちそう様でした!