次の予定の前に時間を潰したかったので、久しぶりにマロンシャンティイをいただくべくパレスホテル東京の「ロビーラウンジ」へ。
こちらでホテルのパティスリーのお菓子を食べることができるのですよね。
広々とした店内はほとんど席が埋まっていましたが、タイミングがよかったのか並ばずに案内してもらえました。
マロンシャンティイ。
名前の通り、栗とシャンティー(生クリーム)で構成されるお菓子です。
発祥は東京會舘のマロンシャンテリーで、調理部長がパレスホテルの料理長に移ったタイミングでレシピが受け継がれ、今はオリジナルのレシピになっているそう。
参考 https://www.yomiuri.co.jp/otekomachi/20211008-OKT8T309676/
そもそもはモンブランを日本人向けにアレンジしたなのだそうで、東京會舘とパレスホテルのものはぱっと見そっくりな見た目ですが、クリームの絞り方が少し違いそう。
シャンティはしっかりめに立ててある印象で、控えめに甘さを加えてありました。
中には色の濃い栗のペースト。
ぼそっとして、栗のほくほくした粒感もしっかり残った仕上がりでした。
栗のエスプーマ/マサラチャイのアイス/柑橘のジュレ。
こちらは季節メニューっぽかった1品。
メニュー名からどんなものが出てくるのか想像つきませんでしたが、その名の通りの感じのものが出てきました。
ふんわりした栗のエスプーマにメレンゲを合わせているのは、モンブランみがあります。
下に敷かれているのは、しっかり甘みがあって、香りを強調する酸味の印象的な柑橘のジュレ。
エスプーマの下にマサラチャイのアイス。
味のインパクトとしてはマサラチャイがあるイメージで、栗と柑橘の香りで幅の広がったスパイス料理のようなひと皿でした。
こうなると東京會舘のマロンシャンテリーも気になるなと思いつつ、ごちそう様でした!