6月7日(金)、この日は朝豊洲に着いてから様子を見て、寿司大さんに並ぶことに。
6時の時点で30番くらい、順調に進んで2時間くらいで店内に入ることができました。
この日はほぼほぼ全員海外の方でしたねえ。
カウンター中ほどの席に座って、お店の方々にご挨拶。
6月になって雨の朝だったので、梅雨っぽさを意識して注文していきます。
穴子肝煮。
梅雨が旬とされる穴子から。
今でこそ通年どこかしら美味しい穴子が獲れるようになっていますが、それでもこの時期が一番いいという話を聞くことはありますね。
とろっとした肝と、クニクニしたのは腹皮といえばいいのでしょうか。
食感と味わいにコントラストが楽しいです。
玉子は冷ましつついただきます。
焼き穴子ではなく、煮穴子の炙り。
とろっとして甘くて、表面がちょっとカリッと香ばしく。
特に説明はなかったと思いますが、手前が醤油、奥が塩だったと思います。
穴子の脂が混ざってコクの出た醤油、塩が引き出す穴子の旨み。
1品目に注文したネタは時間がかかりそうだということでしたので、先に鯵から。
なまめかしくドロッととろける、寿司大さんの釣り鯵です。
続いて、最初に頼んであった鰯。
梅雨といったらやはり外せません。
まだ走りとはいえ、どぅわっとすべてを飲み込む脂乗り。
鯖。
ここまできたら光り物を押さえていくことに。
脂乗りはほどほどながら、さくっと歯切れがいいのがこの時期の鯖の魅力ですねえ。
まぐろスジ炙りぽん酢。
お店の方に勧められて、いったんツマミに戻ります。
脂の乗ったスジの部分は、炙ることでコリコリした食感が出ます。
噛むと脂がじゅわっと弾けます。
次は白身を、と思ったところ、この日は真ごちが昆布締めになっていると伺ったのでそちらにしました。
厚みのある昆布締めは、噛むたび全体の味が馴染むように変化していくのが面白いです。
小肌。
寿司大さんの小肌は久しぶりな気がします。
「編まないで」とお願いしました。
酸が立ってはいますが、噛むたびじわじわと小肌の脂が浸み出してきて口の中で乳化するような感覚。
小肌らしさのよく出た1貫でした。
というわけで、光り物を中心に美味しく楽しくいただけました。
お店を出たところで、前日に梅雨入りしていたことを知って、注文に間違いはなかったな!と自信を強めながら、ごちそう様でした!