前日の深夜にシンガポールに帰ってきて、この日は朝からやや遠出。
バスに揺られること1時間弱、朝ごはんにインドの軽食「ロティ・プラタ」を求めてやってまいりました。
シンミン・ロティ・プラタ。
シンガポールのロティ・プラタを検索すると必ず上位に顔を出す評判のお店で、しかも朝7時半オープンということで、これはありがたいと飛びついたのですよね。
朝から行列になりました。
ロティ・プラタ、カレーは評判がいいというマトン。
熱々のうちが食感も風味も良さそうなので、写真を撮るのもそこそこに早速食べ始めます。
ロティ・プラタの生地というのは、バターを塗りながら層を重ねているそうで、素朴そうに見えてかなりリッチでコクのある味わいになっています。
ああ、これはいい食感。
流行りのタピオカ粉でも入っていそうな、透明感のあるモチモチ食感。
粉の香りとバターの風味の重なり合いは、まるで美味しいクロワッサンのそれ。
マトンカレーもマイルドでコクのあるもの。
スパイスの香りはもちろん立っていますが、それ以上にマトンの旨みが強く効いてきて、ロティとよく合います。
途中「サービスだよ!」と言って"チキンカリー"をくださいましたが、食べてみるとこれが鶏レバーのカレーでした。
やさしい味わい。
ラッシーを注文しようとしたら「ない」と言われてしまったのですけど、「コーヒーでいい?」という言葉を残してお店のお兄さんが隣のお店で買ってきてくださいました。
サービスのカレーといい、リーズナブルな朝ごはんとは思えない手厚いホスピタリティに感激しきりでした。
足を延ばしてよかったです!ごちそう様でした!