この日も例によって買い物の途中で「米花」さんにお邪魔して朝ごはんをいただきます。
いつもよりお客さんが多めでしたが、1テーブル1人ずつなのでゆったりと過ごします。
豪華な大皿が2皿揃います。
いい香り。
メインのお魚は鰆。
「春」という漢字の入ったお魚ですが、実は旬…という説明が定番ですが、真夏でもこの厚みの鰆がいただけてしまうのですねえ。
西京焼きかと思ったのですけど、どうやら食べて驚きの粕漬け焼きのようでした。
つぁ~んとお酒の甘い香りが鼻から抜けます。
身はギュギュギュッと引き締まって、シャープな風味。
もう1皿はモリモリの夏野菜が印象的なお惣菜盛り。
奥は大振りの茄子をたっぷり使った茄子味噌。
手前はこれまた大振りな万願寺唐辛子とえのきを、ちりめん山椒でさわやかに炒めた1品。
米花さんの茄子味噌は練り胡麻を使ってまろやかに仕上げることが多いのですけど、今回は特に胡麻寄りの味付けになっていたと思います。
茄子のとろみと胡麻の甘みが絶妙。
お味噌汁はたっぷりえのき入り。
夏場のお味噌汁は味噌を強めにしてあるのですけど、ジャキジャキ食感の合間に溢れるきのこの香りが甘く感じられます。
というわけで今回も豪華も豪華。
多彩な風味、食感が楽しめて大満足な朝ごはんでした。
みなさんにご挨拶もできてニンマリ笑顔でごちそう様でした!