せっかく京都なのでモーニングはカフェとかに出ようかとも思いましたが、朝食の美味しそうなホテルをみつけて結局そちらにお部屋を取ってしまいました。
というわけでやってきたホテルは「三井ガーデン河原町浄教寺」。
お寺と併設している珍しいタイプの三井ガーデンホテルです。
モーニングはミシュランガイドにも掲載された福岡の「僧伽小野」さんの2号店でもある館内レストラン。
お茶は緑茶とほうじ茶。
至れり尽くせりでいただきます。
朝食メニューは3種類から選ぶことができましたが、僕は店名の入った僧伽ちらしと、冷やし蕎麦の入った紫雲を選びました。
僧伽ちらし。
ちらしとはいっても海鮮ちらしではなく、椎茸と蓮根を混ぜ込んだ酢飯に彩り豊かな野菜を盛り付けたもの。
食用花のあしらいまであって素敵。
お寺らしく精進料理的でありながら、華やかな仕上がった1杯でした。
椎茸と蓮根の食感が楽しい。
冷やし蕎麦。
北海道の蕎麦粉を使った十割蕎麦だそうです。
ぽくぽく歯応えと蕎麦の香り。
蕎麦の実入り茶碗蒸し、胡麻豆腐、焼き魚は鰆、生麩田楽、出汁巻き、南瓜旨煮、牛蒡有馬煮、小芋煮、鱧の煮凝り、煎茶葉の菊花白和え、小松菜お浸し。
それぞれ旨みが前面に出たいい味。
生麩田楽、煎茶葉の菊花白和え辺りが好きでした。
湯葉と九条ネギの味噌汁。
赤味噌のお味噌汁は、汁で味が完成されているので九条ネギと湯葉を添えて調子を整えるようなイメージ。
ほうじ茶ブランマンジェ。
上に載っている湯葉がシロップ漬けで、食べたことのない食べ方でした。
というわけで、僧伽ちらしがかなり好みにハマる感じで、八寸のようなおかず類も味付けを濃くしすぎず旨みや風味が強めで想像以上に満足感がありました。
また別メニューも気になるなと思いつつ、ごちそう様でした!