「春になったら食べにきてよ!」と言われていたメニューをいただきに仲良しの居酒屋さんへ。
食べたことのないホタルイカの食べ方の話を聞いていたのですよね。
カツオ刺身。
まずはパッと出そうなお刺身から。
「今年はカツオいいよ!」とのこと。
にんにく醤油でいただきます。
さっぱり系の初ガツオですが、背腹それぞれ盛り込んでくださっています。
酸を感じる香りと、脂もなかなかにしっかり感じられるカツオでした。
そして満を持してホタルイカしゃぶしゃぶセットが登場。
生のほたるいかと野菜は水菜、長ネギ。
ホタルイカは目玉と嘴、背骨を外してあります。
ホタルイカはボイルや最近ではスチームで売られているものがほとんどですが、肝を取り除いたり、適切な冷凍処理で寄生虫対策を施したりした「生食用」も売られているそうですね。
長ネギは火の通りを考えて、千切りになっているのがちょっと特徴的です。
まずは野菜を全部入れて、再び沸騰するのを待ちます。
このタイミングで忘れられていたお通しが登場。
油でしっとりした棒ダラです。
薄いお肉のしゃぶしゃぶよりはやや長めに、中まで温まりそうなくらいを意識してお湯の中を泳がしていきます。
ホタルイカでこの画はあまり見たことがありませんでしたが、サッと表面から色が変わっていきますね。
ポン酢でさっぱりいただきます。
ボイルのホタルイカと比べると身が優しい弾力で、ゲソはぷっくり膨らんでいるように感じました。
身の味が濃くていいですねえ。
鍋の中に肝が漏れ出てしまっているので、食べ終わった後に鍋に残ったお出汁がこれまた絶品でした。
今年は意図せずしてありがたいことに色んなところでホタルイカをいただけているのですけど、これはかなり印象に残る面白い食べ方でした。
大満足でごちそう様でした!