この日は最終的な目的地は荻窪だったのですけど、コーヒー豆を買いたかったので途中の高円寺で「珈琲店 長月」さんへ寄り道。
ちょっと日中暑くなっている日だったので、冷たいものを注文します。
アイスミルク珈琲。
カフェオレではなくミルク珈琲。
大坊珈琲系のお店のメニューで見られる表記です。
事前に用意されたカフェオレ用のコーヒーとミルクを混ぜ合わせて、大きな氷をひとつ置いて完成。
呼吸するのも忘れて見惚れてしまうような店主さんのドリップを見られないのが惜しいところではありますが、ミルク珈琲をいただきながら他の方のコーヒーのドリップを眺めます。
氷ひとつなのでじんわり冷えていくのかと思いきや、しっかりキンキンに冷えていました。
コーヒーのビターな味わいが前面に出たミルク珈琲。
知り合いに写真を見せたら「枯山水みたい」と言われて、水のない庭で水を表現する枯山水とは意味合いが逆ですけど、氷ひとつを静かに置くことで「水なのに水のない庭に見える」感じがしてきて何だか深いなあと思わされたのでした。
本を読みつつグビッと飲み干してお店をあとにします。
ごちそう様でした!