最近色んなお店で焼き菓子を買うようにしているのですけど、都内で❝ベイクショップ❞といえば、とでもいうべき名店「Sunday Bake Shop」さんに伺ったことがなかったので行ってみることに。
到着するとずらりと長い行列になっていました。
でも回転はあっという間に自分の番に。
ココナッツドリーム。
The イギリスのお菓子っていう感じの食欲をそそってくるビジュアルです。
どっしりした生地にガナッシュ、ココナッツのフィリング。
しゃりしゃりと歯触りの賑やかなココナッツがムンムンと香ります。
甘さも強めにガツン。
まさに夢見るようなココナッツのお菓子でした。
ホワイト&ジンジャー。
ジンジャーケーキに分厚くバタークリームを盛ってあります。
バタークリームはこれまたガツンと甘さの強いもの。
この辺りの甘さの調整がイギリスっぽさを感じるところなのかも。
ややドライなジンジャーケーキは、口に馴染みながらじわじわと生姜みを増していきます。
生姜の刺激的な風味をまろ~んと飲み込むバタークリームの濃厚さ。
コーンミール&アーモンドケーキ。
こういう素朴系なお菓子にどうしても惹かれてしまうので、こちらも購入。
表面にはポピーシード。
ぷちぷちした食感と香ばしさと。
ジンジャーケーキ同様、かなりドライな生地感になっています。
カチッと焼かれた表面の食感と、ミチミチに詰まりつつもコーンミールらしい粒感のある歯触りが印象的なケーキでした。
キャロットケーキ。
たっぷりのフロスティングがインパクトのあるキャロットケーキ。
フロスティングはクリームチーズのチーズ風味強めです。
生地に入る人参は存在感のある食感で、ナッツやレーズンで賑やかな味わいになっています。
どこから食べてもフロスティングたっぷりで、すべてのひと口にキャロットケーキの夢が詰まったような1品でした。
これは名キャロットケーキ。
ビクトリアケーキ(ラベンダー風味のレモンカード)。
クリームの違いで2種類あったビクトリアケーキからこちらを。
薄く塗ってあるように見えるバタークリームが、かなり濃厚で存在感抜群。
まったりとした風味が全体を覆う中、華やかなラベンダーの香りも広がってきます。
ドライな生地と、濃厚なクリームという組み合わせがこちらのお店らしいケーキという感じ。
それぞれのお菓子でバランスこそ違えど、どれも生地、クリームともに存在感のある造りになっている印象でした。
トライフル。
こちらは冷蔵品。
表面が生クリームで覆われて、中身が何だかよく見えません。
シロップがじゅわじゅわに浸みたスポンジ、苺とラズベリーのソース、そしてカスタードクリーム、生クリームを重ねて美味しいが渋滞した1品になっています。
ごそっとスプーンですくいまして。
苺とラズベリーのソースが2種使いなところが何とも絶妙。
強い甘みと少し酸のある香りから始まって、様々な風味が矢継ぎ早に主張しては去っていきます。
そしてこれまたかなり強めの甘さが印象的。
甘さに容赦のないところがハッピーに感じられるお菓子でした。
ずっしりしてガツンと甘くてぶわっと強い風味が溢れるお菓子の数々。
どのお菓子も「らしさ」が感じられるレシピだったように思います。
今回買えたお菓子の倍くらい買えなかったお菓子もあるので、また間を空けないで伺いたいなと思いながらごちそう様でした!