名物の藤の花の季節がほぼ終わって「藤まつり」最終日だったこの日。
雰囲気だけでも味わいに行きましょうということで亀戸天神を覗いてみると、太鼓の演奏を見られるなどなかなか楽しむことができて、余韻を味わうように「船橋屋」さんでお茶をして帰ることにしました。
最中アイス(抹茶)。
アイスは黒蜜という選択肢もありましたが、次の注文との味被りを懸念して抹茶でお願いしました。
プロポーズスタイル(?)での提供。
アイスを見せるのに加えて、あっという間に水気を吸ってしまう最中を極力乾いた状態のままで食べさせたいという配慮もありそうです。
というわけで閉じたら即、口へ。
最中はかなり空洞の大きな形なので、油断して大口で食べると激しく飛び散りそうな質感です。
最中の軽快な食感を最初に味わったら、あとはアイスを馴染ませながらいただくのもそれはそれでよかったです。
藤のお汁粉、くず餅セット。
藤の花をイメージした鮮やかな紫色にインパクトのあるお汁粉と、お店の看板商品であるくず餅のセット。
紫色は紫芋由来のものなのだそう。
言われてみれば藤の花よりはずいぶん濃い色です。
ぽってりとした舌触りとやさしい風味も独特な気がしましたが、冷たいお汁粉自体が食べ慣れないのでそもそも珍しく感じたところがあるかもしれません。
白玉もちもち。
くず餅。
催事出店などでしょっちゅう見かける看板商品ですが、今回初めていただくことに。
わらび餅とかそういう食感をイメージしていたのですけど、もっと寒天寄りの軽い歯触りなのですね。
結局どういうお菓子なのだろうと思って検索してみましたが、小麦粉の澱粉質を15カ月乳酸発酵させるなどの記載があって余計分からなくなったので諦めました。
というわけで、思わぬところで藤まつり気分を味わうことができました。
次はかき氷の季節に来られるかな!と思いつつ、ごちそう様でした!