2度目の幡ヶ谷「キッチンかねじょう」さんへ。
フレンチ惣菜のスタンディング茶寮を謳うこちらの朝ゴハンのプレートは、どのお料理も好みにドンピシャなのですよね。
八宝茶。
棗、クコの実、白木耳、薔薇の花、みかんの皮。
独特な甘みがふんわり広がるお茶は、飲み終わりには棗や白木耳をむしゃむしゃと食べることもできます。
朝ゴハンのプレート。
前回香りにやられたジャスミンピラフが今回も載っていてニンマリです。
プティサレエッグと唐揚げ。
ベーコンエッグのようですが「プティサレ」(=豚の塩漬け)と表記されていました。
唐揚げは衣までしっとり系の胸肉で、カットした形での提供。
想像した方向性とは全く別の上品な1品でした。
茄子の炒め煮と、人参と晩柑のラペ。
茄子はサブジみたいな雰囲気。
ラペは晩柑で優しく爽やか。
アカセミの炙り、青トマトソースとキュウリ。
アカセミは南の海のスジアラとかアカジンミーバイとも呼ばれる見た目派手なお魚。
皮目を炙って、火が入った感じのキュウリと青トマトのソースを合わせていただきます。
というわけで今回も全品お気に入りのお料理と言いたくなる、極上のひと皿でした。
スパイスとフレンチ、そして鹿児島のかけ算で、出会ったことのないお料理が展開されるのですよね。
次回はどんな驚きが待っているのかな、と今からウズウズしながらごちそう様でした!