土日祝日は朝9時から営業している蔵前の珈琲とチョコレートのお店「蕪木」さんへ。
先客はなくひっそりとのんびりと過ごさせていただきます。
水出し珈琲。
大きなのっぽの古時計を思わせるサイズのインテリアのような、理科の実験器具のような水出し珈琲の器具がカウンターの向こうに見えましたが、とてもゆっくりの抽出スピードから察するに、明日の分とかなのかも。
「あっさり軽め、爽やかな」と表現された今年の水出し珈琲は、フルーティーだけどどこかビターさの甘みのニュアンスをはらむ1杯でした。
木苺とチョコレートのソルベ。
「蕪木」さんは夏の時期だけ冷たいデザートを提供されるのですけど、結構短いスパンでかわるがわる魅力的なメニューが出てくるので気を抜けないのですよね。
このメニューは特にお気に入りなので慌ててやってまいりました。
お皿にやや暗さを帯びつつも鮮やかな色をした木苺のソルベを!スプーンを替えて平たくすくった粘度の高いチョコレートのアイスで覆うように盛り付けた1皿です。
ややとけるのが速い質感の木苺のソルベと帳尻を合わせるようなチョコレートのアイスの盛り付け方で、口どけや味わいのマッチングが魔法のようなのですよね。
アイスと合わせると酸味が際立つ水出し珈琲で余韻を引き締めつつ、他にどんな夏のお菓子をいただけるか楽しみにしてごちそう様でした!