鹿児島に来たら押さえておきたいかき氷の白熊。
繁華街の天文館だけでも食べられるお店がいくつかありそうですが、やはり元祖といわれる「天文館むじゃき」さんへお邪魔することに。
年末とはいえ平日の夕方くらいの時間だったので、並ばずに着席することができました。
「本家 氷白熊」。
食品サンプルがデカくて圧倒的スケール感です。
「この冬限定の白熊」と書かれた季節メニューが「ブラウンベア」という矛盾にツッコミを入れつつ注文した商品を待ちます。
白熊。
食べやすいベビーサイズもありましたが、ここはレギュラーサイズで注文。
子どもの頃は異常な大きさに慄いた記憶がありますが、今見ると割と普通のサイズで自らの成長を実感しました。
「白熊」の名前の由来にもなっているトッピング。
こちらの盛り付けは年末の郷愁を思わせるやや儚げな配置になっていました(個人の感想)。
当初は白蜜と赤蜜を合わせかけたメニューだったのが、いちごと練乳の相性にヒントを得て練乳をかけたところ甘すぎたため、香りに合うように調整してできあがったのが現在の独特な練乳風味シロップなのだそうです。
チェリー、レーズン、フルーツ、十六寸豆のほか、寒天や「白くまちゃんのおへそ」というさつま芋を使ったお菓子がのっています。
フルーツは缶詰フルーツみたいなのが使われているイメージでしたが、フレッシュのぶどうや金柑が使われていて意外でした。
食べやすいサイズにも驚いたのですけど、さらに驚いたのは氷の質や、懐かしくもやりすぎていない甘さの調整で、懐かしさバイアスを抜きにして美味しいかき氷で驚きました(やや失礼)。
ほうじ茶ラテ。
見た目の白熊感に加えて、白熊に使っている練乳ミルクで甘さを付けているのだとか。
こちらは飲み進めるにしたがって、先ほどの白熊のトッピング以上に儚さを感じる仕上がりになりました。
「むじゃき」さんの白熊は豊富なバリエーションメニューも魅力なのですけど、結局プレーンを注文してしまってなかなか他に手を出せずにいますが、次もきっとプレーンだなと諦めを感じつつ、ごちそう様でした!