2022年の年末に久しぶりに鹿児島に行ってきました。
1軒目に伺ったのは「IVA CURRY(伊場カレー)」さん。
以前お店にお邪魔したのは2018年2月で、その年の11月にも荻窪の「吉田カレー」さんのイベントでカレーをいただきましたが、実に4年ぶりくらいになります。
お店は10月に移転したとかで、広く綺麗な店舗になっていらっしゃいました。
ちょっと中心部から離れた形ですが、バス停が目の前なので便利だったように思います。
本日のカレープレート(Sサイズ)チキンキーマ、サラサラカレー、豚バラ他。
お野菜がモリモリなのは変わらずですが、大皿1枚での提供スタイルではなくインドカレーよりの食器で提供されるようになっていました。
チキンキーマ。
パラパラな食感で軽やかな印象のキーマですが、ナッツもぽろぽろと入っていて食感が楽しく仕上がっています。
クセになる。
サラサラカレー。
具という具はなく、ほろほろの繊維質だけ残ったシャバシャバ系のカレーで、ちょっとダルっぽい印象も。
とはいえ豆は使っておらず、濾さないで残した煮崩れた野菜が質感になっているそうでした。
旨み。
豚バラ。
やさしく火を入れてあって、身が縮まずサクッと軽い食感が印象的な。
甘さと香ばしさがダブルパンチのジューシーな脂身を野菜やカレーと絡めながらいただきます。
もうひとつの肉トッピングであるなんこつも狙っていましたが、この日はすでに売り切れでした。
次回の宿題にしましょう。
ブロッコリーと茄子。
焼きが生み出す旨み。
ヨーグルトとパイン、シロップ漬けのレモン。
奥に見える葉物野菜は水菜と小松菜とのこと。
伊場さん曰く「この組み合わせが好き」なのだそうです。
葉物野菜の組み合わせってあまり考えたことがなかったですけど、これから意識してしまいそう。
ライスはバスマティライスと黒い古代米のミックスで、全体が紫に色づいています。
はらはらと軽い口当たりとほのかな甘みが、キーマとサラサラカレーによく合っていました。
2皿あるのはどちらも同じサラサラカレーで、片方だけ別添えの辛みスパイスで変化をつけながらいただけるようになっていました。
手厚い!
久々の伊場さんのカレーでしたが、全く違うようでいてどことなく変わらないそのカラーが垣間見えて、カレーという自己表現の形を見た気がしました。
お肉といい野菜といい、食材にこだわって、よさを最大限に味わわせようとする努力と工夫の感じられる素晴らしい一皿でした。
今すぐまた食べたくなりつつ、ごちそう様でした!