この日も例によって、少しゆっくりめに豊洲市場の「米花」さんへ。
大寒波を乗り越えた週末なので、それぞれの寒かったトークで盛り上がりながらお料理を待ちます。
最近は季節柄か、お新香の大根もとても甘い日が多いです。
おでん。
どでかサイズの大根、厚揚げ、さらに奥にはさつま揚げとつみれ。
厚揚げにはお豆腐が乗っているイソフラボン増し増し仕上げ。
大根は中心までしっかりお出汁が染みながらも、がしっとした食感を保った芯の強さを感じるものでした。
煮物は蓮根、ごぼう、人参、里芋と冬の根菜揃い。
粘りのある蓮根に特に季節感を感じました。
ヤナギムシガレイの一夜干し。
柳の葉のような形で、蒸したように柔らかな身質なので柳蒸鰈なのだそう。
別名ササガレイとも言うのは、笹の葉にも似ているからとのこと。
「虫鰈」説もあるそうですが、そこは俄然「蒸し」説を推していきたいです。
名前の通り、蒸したようにふかふかでしっとりした身。
パリッとして香ばしい皮目、香りも食欲を抜群にそそってきます。
今回は子持ちで、食感、味わいの変化も楽しむことができました。
久しぶりに食べましたが、小振りな魚ながら満足度が高いなあと感心しつつ、ごちそう様でした!