珍しく「とんかつ八千代」さんが臨時休業していたので、どこか違うお店に……と思って、青果棟の「天房」さんへ。
豊洲市場に来てから厨房が広い青果棟前の店舗になったことで、野菜を中心にバラエティ豊かなメニューを揃えられるようになったのですよね。
行列ができたりすることもありますが、この日は待たずに入ることができました。
ホワイトボードのメニューと睨めっこして注文を決めます。
ニタリクジラ刺身。
まずは一押しされていたクジラ刺身をいただきます。
ニタリクジラって初めて聞きましたが、元々イワシクジラと混同されていて「ナガスクジラに似たイワシクジラ」という意味合いで付けられた名前だそうです。
胡麻油で和えて生姜が載せられています。
味が足りなければ塩で、ということでしたが、身の旨みが強くてそのままでも美味しくいただけました。
ハモの天ぷら、蓮根の天ぷら。
夏っぽいものと、野菜も何か1品と思ってこのような注文に。
ハモは梅肉を載せて。
薄い衣がチャキッと弾けて中にらモチモチの食感が隠れているので、なんだか揚げまんじゅうを思い出しました。
梅肉の酸味が夏っぽさを演出します。
食感、味わい、風味どれも印象に残る天ぷらでした。
この時期食べたいハモ料理リストにラインナップさせたい1品に出会えました。
蓮根は厚切りで2枚。
さっくりしつつ、繊維質の中にどこかでんぷんのもちもちしたところのある独特の食感を楽しめました。
というわけで、バラエティ豊かなメニューを堪能することができて大満足でごちそう様でした!