最近朝は出遅れることが多かったですが、この日は久しぶりに朝イチの市場へ。
市場が築地にあった頃はこういう時間に来ることが多かったですけど、当時に比べると開いているお店がかなり少なくなった気がします。
まぐろ刺身。
この日は赤身のみの6切れ。
こちらは築地時代から変わらぬ質とサイズです。
まぐろの刺身を食べて「サイズ」っていうこともなかなかないかもしれませんが、ここのは量というよりサイズ感の話という気がするのですよね。
赤身の中の赤身といった色み。
ほんのり酸味がありつつも、冬のまぐろらしく余韻の長く続く旨みが印象的です。
わさびをちょびっとだけ乗せて、風味を添えて食べるのがよさそうでした。
大皿で野菜の炒め煮。
芽キャベツ、蓮根、茄子、平茸と季節感はあったりなかったりですが、味や食感のバラエティに富んだラインナップになっています。
お肉が入っていそうな旨みの濃さだったのですけど、そうではなかったので平茸や芽キャベツ辺りの出汁が強かったのかもしれません。
地味に見えるひと皿ですが、ここ最近で1番印象に残って、家で真似したくなりました。
蕪のお新香は1個分。
冬のよさを「米花」さんらしく豪快に味わわせてくれる朝ごはんでした。
大満足でごちそう様でした!