小田保さんで随分キビキビ生姜焼きを口に運んだおかげで、多少時間に余裕が残ったので愛養さんの気になっていたメニューをいただいていくことに。
今回は初めて、お店の入り口に背を向けたカウンター1番手前の席でした。
ご主人の手元が見えて新鮮です。
今回の狙いはこの半熟卵。
先日観た映画の中で、エッグスタンドで卵を食べるシーンが出てきて、どうしてもあのスタイルを真似したい気持ちになっていたのですよね。
ドリンクはホットミルクコーヒーに。
持ち手がかわいいです。
そして半熟たまご(80円)。
お塩とお醤油が添えられます。
さあ来ました。
これこれ、これを食べたかったのです。
ぐるりと1周カットされた殻の頭を…
ほうほう。
中身は…、
ほうほう。
スプーンですくうと…、
おお。
黄身がほどよく覗けました。
ジャスト半熟で、ベストとろとろ。
濃厚な黄身。
半熟たまごってこんなに美味しかっただろうか。
ただの空の殻ですが、画になりますね。
終始ワクワクしながらいただくことができて楽しかったです。
築地の喫茶店の定番、コーヒー飲み終わりの日本茶。
絶妙なタイミングでスッと出されるのですよね。
お店をあとにする客に、ご主人がかける言葉は「ありがとうございました」ではなく「ありがとう」。
細かい話なのですけど、そういうところにも温かみを感じるお店なのですよね。
また伺います。