日中は別件で走り回っていましたが、夜は再び美味しいものをいただきましょうと銀座へ。
少し久しぶりの「ぺるしぃ」さんです。
まずはシェフとご挨拶。
本日もよろしくお願いします。
ドリンクはペリエを。
330mlと500mlと選べましたが、大抵持て余すので少なめの330mlでお願いしました。
食事に合わせて焼き上げられる自家製パン。
水分たっぷりでふかふかに仕上がっています。
この日のペーストは焼き茄子と山ウド。
炒め煮にして、生クリーム、バターを添加してあるとのことですが、お初にお目にかかる山ウドはややバターに負け気味でしたかね。
定番でいただくことの多い焼き茄子は、安定の甘みと香ばしさ。
前菜の1皿はこんな感じ。
ぺるしぃさんはお野菜が美味しいですからねえ。
信州産の特大グリーンアスパラを茹であげで。
穂先から根元に向けて段々と水分が多くなって、香りも凝縮したところから開けた感じに推移していく、その変化が大変面白かったです。
ブイヤベースのときのオマールと蟹の出汁を使ったというテリーヌ。
緑のはわらびの茎だそうです。
ブイヤベースの深み。
メインも盛り合わせでモリモリ。
ぺるしぃさんのハンバーグをいただいてみたかったので、目がハートマークに。
鴨のハンバーグ。
ソースは中華風とのことでしたが、お肉と合わせて肉団子の中華あんみたいないめーい。
ちょっと豆板醤か何か入っているのか、唐辛子っぽい香りも。
豚も3割使っているということで、とてもふんわりしっとり仕上がっています。
火入れも優しいのでしょうねえ。
豚肉、こちらは自家製焼肉のソース風とのこと。
焼肉のソースというには、甘さ控えめで焼きの香ばしさの立った大人味。
薄切りに見えて結構厚みがありました。
ズッキーニ、水分多めのアスパラの根元のマッシュルームのクリームソース煮。
とろりとしたズッキーニもよかったですが、この日はやはり何よりアスパラ。
季節もいいので、香りが強いですね。
サラダはエンダイブのサラダ。
苦みが印象的。
パスタは、ジェノベーゼのカッペリーニ。
出てくる前から良い香りがしていましたねえ。
ソースは完全に和えた形。
極端な言い方をすれば、ソースというより"オイル"でいただくイメージ。
暑い夏にスルスル入る素麺のようなカッペリーニがまたよく合いますね。
デセールも、やっぱり盛り合わせ。
焼きチョコレート、チョコレートのムース、バニラのアイス、デコポンのアイス、桃のジュレ、苺コンポート、アメリカンチェリー。
ショコラはどちらもビターさの際立つ味わい。
焼きチョコレートは想像していたところがありましたが、ムースも結構強い味わいでしたね。
デコポンのアイス、これも柑橘の甘みのビターなところが出ていました。
桃のジュレは、口にやさしく触れて崩れるやわらかさ。
渋みと酸味も、酸いも甘いも感じさせる、桃らしい味わい。
生クリームと苺のコンポートは鉄板の組み合わせですね。
苺の酸味が飛んでいる分は、アメリカンチェリーを合わせて補います。
食後のハーブティー。
ぺるしぃさんに来るといつもそうですが、この日もみなさんの楽しいお話や、為になるお話をお聞かせいただいて、大変有意義に過ごすことができました。
また次回が楽しみです。