この日は何だかんだで母と贅沢ランチをすることに。
前回は一人ディナーという贅沢なのか残念なのか分からない食事を堪能したわけですがw
ぜひぜひもう一度訪れたくなるお店であることは間違いなかったですし、
次は一人でなく行きたいという気持ちがありましたw
お店のホームページで、一番リーズナブルなコースで牛ほほ肉の赤ワイン煮込みを食べられることをチェックしていたので、
近いうちに行こうと思っていたのもありまして。
当日に予約を入れたのですが、少し無理矢理ねじ込んでもらったりして、
無理矢理ねじ込んでもらったくせに母が20分ほど遅刻してきたりして・・・。
お店の方は余裕の対応といいますか、嫌な顔一つせず。
一流レストランだなあと感じるばかりで。
お店はこんな感じ。
壁紙や食器が黄色を基調であることはディナー時と同じですが、照明の関係かガラッと雰囲気が違って感じます。
まずはパンが出ます。
ディナーのときほどの感動はなかったですが、
なくなるとすぐに補充してくださるパンは、その都度温めていただけます。
皮はがっちりと、中はもっちりふわふわ。
じゃが芋のクレープとスモークサーモン、クレームフルーレット添え。
クレープということですが、薄いパンケーキのようなもの。
もっちりしているかと思いましたが、とてもふんわりしっとり。
ナイフで気持ちよくスーッと切れました。
スモークサーモンも肉厚でたっぷり乗っています。
ソースは生クリームとサワークリームを使ったソースだそうです。
これも絶品で、パンをフル活用して綺麗にいただきましたw
そして個人的にはピンクペッパーが非常に美味しかったですw
こんなに胡椒一粒に感動するとは。
ここでシェフが出てきて直々にお皿を下げていただきました。
母の背後から静かにいらっしゃったので、母は驚いていましたが、
シェフもかなり驚かれたようで。
というのも、入店後テーブルで待ちぼうけを喰らう僕を見て、
お店の方々も可愛らしい恋人が来るのを想像されていたようなw
シェフもそのつもりでそっと後ろから顔を覗き込むようにして母を見て、若干言葉を失ったようでした(笑)。
・・・というのは勝手な想像ですけど、多分当たってますw
母も「失礼しちゃうわ」と笑ってました。
本日のポタージュ。
様々な野菜のポタージュだそうで。
ニンジン、玉ねぎ、セロリ、カブ、カリフラワーだそうで。
これはもう本当に優しい味わいで。
心も身体も温まるポタージュでした。
野菜の甘みというのを存分に味わえました。
ペロッと飲みきって、お代わり!と口走りましたw
牛ほほ肉の赤ワインと京味噌煮込み、キャロットヴィシー添え。
これこれ。
これをいただきたかったんですよ。
普段なら魚料理をチョイスするのが基本の僕ですが、さすがにこちらは魅力がありすぎるといいますか。
ナイフはもうスライドする必要もなく、肉に少し圧を加えるとスーッと落ちていきます。
ほろほろーっと崩れるお肉は程よい脂身も混じって口の中でとろけます。
ソースは京味噌が隠し味ということですのでやや辛口でしょうか。
ニンジンの甘みとよく合います。
本日の白身魚のポワレ、ポワロー葱のフリット・エストラゴン風味ソース。
こちらは母チョイスのメイン。
白身魚はヒラスズキと仰っていたような。
身がふわふわでこれもとても美味しい♪
今回は肉チョイスで後悔しませんでしたが、次回からはやはり魚料理でいこうと思いましたw
また上に乗った葱のフリットも甘みがじんわり出ていて面白かったですねー。
デザートです。
左上から時計回りに、洋梨のタルト、グレープフルーツのテリーヌ・ホワイトチョコのソース、
チョコレートのアイス・柚子の汁入り。
融けないうちにアイスからいただきましたが、この柚子の汁というのが不思議味でした。
チョコレートのアイスなのに後味ですーっと柚子が香るんですよね。
美味。
グレープフルーツのテリーヌも見た目に美しいですし、
ホワイトチョコのソースとの相性もどうなのかとやや半信半疑でしたが、これもばっちり。
旬の苺も程よい酸味はありつつしっかり甘くてジューシーでした。
そして洋梨のタルトは甘さ控えめ。
洋梨の甘さと食感を前面に出していて優しいお味でした。
この後僕はエスプレッソを、母はコーヒーをいただきまして。
またこの食後の時間もまったり優雅に過ごせるような空間でして、
カフェも美味しいんですよー。
「お代わりはいかがですか?」と聞かれて、思わず二人ともお願いしてしまいましたw
スタート待たせたくせに・・・すいませんw
贅沢ですよ。
学生には贅沢すぎますよ。
でもこれで2500円なのですから、お得なランチですよねー。
いやいや、やはりたまには行きたいお店です。