ツオップの後は川口のケーキ屋さんに再訪することに。
色々美味しそうなケーキ屋ヴィエノワズリーが並ぶ中、前回は確かモンブランとクロワッサンとクイニーアマンのみいただいたのですよね・・・w
と、そちらに向かう途中、2013年7月26日にオープンしたばかりのケーキ屋さんが川口にあることに気づきました。
ので、そちらへ。
パティスリー・アンパルフェ。
初日から3日間は記念のフェアーをやっていたようで、10時開店時には大行列だったようです。
この日は10時10分前に到着しましたが先客はなく・・・、と思っていたらこの日から9時半オープンになったそうですw
ニューオープンとのことでかなり期待しましたが、ラインナップはレトロな町のケーキ屋さん系。
「フランス菓子の店」と銘打ってありますが、ショートケーキ、チーズケーキ、ティラミスなどが並ぶ他、「チョコレートのケーキ」や「抹茶のムース」がある辺りが日本のケーキ屋さんな感じ。
ショートケーキ(300円)。
スポンジは厚めで2枚、間のクリームと苺の層もたっぷりとあります。
スポンジがふわっとしていました。
マンゴープリン(350円)。
「ナタデココが入っていておすすめです。」という定員さんに従ってみました。
マンゴーの風味は弱めで、濃厚さもあまり。
マンゴーゼリーとしては濃厚、という感じでした。
オープンしたてということで、焼き菓子をいただきましたよー。
でまあ、やっぱりもともと目的にしていたケーキ屋さんにも行くことにw
そのお店というのはシャンドワゾーさんです。
美しいケーキの数々と、それにも劣らないエレガントな接客。
今思い出すだけでもすぐにでも再訪したいお店です。
ボストック(250円)。
フランスの伝統菓子だそうで、ブリオッシュにシロップを浸みこませ、アーモンドクリームを乗せて焼き上げるのだそう。
余ったブリオッシュの再利用メニューというところなのでしょうか。
オレンジ風味のリキュールが香り、サクッシュワシュワーというとろける食感にとろけます。
見た目たっぷりな粉糖も食べるとちょうどいい感じに調整されています。
そして今回の訪問の目的はこちら。
ミゼラブル(420円)。
ネット上での評判がやたらいいので気になっていたのですよね。
思わず「レ」と言いたくなる名前ですがw
ベルギーの伝統的なケーキだそうで、濃厚なバタークリームと素朴なアーモンドの生地を重ねたものです。
確かエシレ・メゾン・デュ・ブールにもあったような・・・?
これ、やばいです。
ファーストインプレッションとしては、あ、有塩バターだ、くらいです。
しかしじわじわと、あれ?と感じ始め・・・w
めちゃめちゃ塩が効いております。
食感も少しあったので岩塩を使っていると思われますが、ちょっとびっくりするくらいの塩気。
よく冷えて固まったバタークリームが、口に入った瞬間にすーっと液体になって口全体にリッチな香りと強い塩気を行き渡らせます。
そこへ素朴な生地がぽそりぽそりとバターの脂っこさを緩ませて、最後にレーズンの爽やかな甘みで〆る。
シンプルながら完璧なケーキです。
食べる前に覚悟を決めていないと返り討ちに遭いそうなインパクトですが、はまる人ははまると思います。
かなりハイレベルなケーキだと感じました。
スプーンかフォークを付けていただけますか?とお願いしたのですが、スプーンとフォークを付けて下さいましたw
うーん、エレガントw