大阪駅まで歩いてエキナカの飲食店街へ。
EKI MARCHE。
さすがに朝は閉まっているお店が多いです。
そんな中、
デ・トゥット・パンデュース。
人気店「パンデュース」がエキナカに出店したこちら。
本店は日曜定休ですが、こちらは日曜もあさから元気に営業されているのですよね。
かなり入り組んだ形をしたお店で、奥まで進んでみるとあちこち色んなところにパンが陳列されていて種類はかなり豊富でした。
クロワッサン(170円)。
ツオップの店長さんがおすすめするパンランキングのNO.1に選ばれていたのがこのクロワッサンだったのですよね。
パリッと軽やかに弾けるような表面の内側に、軽やかな弾力。
ほんのり黄色くバターに色づいた見た目通り、香りも豊かに香ります。
軽く、普通に、ちゃんと美味しいクロワッサンでした。
駅ナカでこの値段でこのクオリティ。
大阪いいなあ。
やっぱりカレーパン(180円)。
「やっぱり」と言いつつ焼きカレーパンなのは個人的にはちょっと。
辛味としてではなく香り付けとしてスパイスが使われた本格派。
ほどよく食感を残した野菜と挽肉と、本格派のカレーの中で味、食感にどことなく素朴な印象を加えます。
薄皮でもっちりとした生地もカレーによく合っています。
オリーブのパン(200円)。
ちょっとキツイくらいオリーブの味が濃いです。
オリーブが好きな方にはたまらないでしょうけど、オリーブが特別好きではない、という方にははまらないかもしれません。
「たまらない」と「はまらない」、一字違いで大違いですね。。
雑穀パン(160円)。
シンプルな食事パンも美味しそうだったので。
こういう駅ナカの食事パンは、大量に焼き置きしていたりでパサパサに乾燥していてハズレのことも多いのですよね。
いつ焼いたの??みたいな。
このパンは美味しかったですねえ。
胡麻の風味が、風味が甘いです。
カリカリぷちぷちの表面は香ばしく、軽く弾力のあるクラムは胡麻が甘く。
この手のパンが美味しいと頻繁に利用しやすくなりますよね、パン屋さんて。
とうもろこしのガレット(260円)。
数種あったお惣菜フォカッチャからこちらをチョイス。
焼いて甘みの強く出たとうもろこしとパルメザンチーズの濃厚で風味豊かな塩気。
もっちりがっちり焼かれたフォカッチャもしっかり「味」を受け止めています。
五穀メロンパン(190円)。
カリカリッと香ばしい生地に五穀が混じってさらに別の香ばしさも。
五穀色々入ってはいますが、全体に胡麻の風味が広がっています。
これも美味し。
胡麻あんぱん(160円)。
雑穀推しなのかな?
こちらも胡麻です。
餡にはたっぷりの胡麻が使われています。
中華餡を想像していましたが、胡麻油でねっとりしたアレ系ではなく、ストレートに黒胡麻を使っているようでちょっとボソボソ。
風味もそこそこで、小豆の美味しさも感じられるほどでした。
リッチなクリームパン(190円)。
「リッチ」というのはパン生地でも、クリームのことでもなく、「食べたらリッチな気持ちになれる」からなのだそうです。
かなり薄めでぷるんとした生地。
空洞は大きいですが、十分な量のクリームが入っています。
「十分な量」とは言いましたけど、リッチな気持ちになるのに十分かは分かりません(笑)。
チーズケーキ(350円)。
冷蔵ケースから。
ザクッバリバリッジャッキジャッキ、とかなり食感の強いデニッシュ生地で作られたタルトです。
冷蔵ケースに入っていたとは思えない食感の良さ。
これこれ、この生地が素晴らしいです。
さすがツオップの店長さんが気に入られていたクロワッサンを作るお店ですね。
すっきりとミルキーなフロマージュブランもちゃんと美味しいチーズケーキでした。
これも身近に購入できれば頻繁に買ってしまいそう。
日曜定休のお店ということで今回は諦めようかと思っていて、記念くらいの気持ちで駅ナカ出店の店舗に伺いましたが、まさかの大当たりでした。
朝イチで伺ったので焼きたてに当たったのもあるかもしれませんが、それでもどれもとても美味しかったです。
次はちゃんと本店に行ってみたいなあ。