風邪にはビタミン!
水溶性ビタミンはフルーツで過剰摂取しているので、この日のランチは脂溶性ビタミン豊富な豚肉をいただこうと予定していたのですよね。
まさか朝からこんなブタミン祭りになるとは思っていませんでしたので、ちょっと迷いましたけど・・・^^;
でも近頃なぜだか「迷ったとき」ほど食べなくてはいけない気がしてくるのです(笑)。
というわけで高円寺のあげもんやにやってまいりました。
運がいいのか悪いのか、お店に入ってから出るまで貸し切り状態でした。
あとから分かった情報によると、築地でお世話になっている優しいお姉さんEちゃんさんもこの日いらっしゃっていたのだとか・・・?
すれ違いでしたかねえ。
なっとうフライ(200円)。
メニューに「なっとう」があるのは目にしていましたが、この日は「なっとうフライ」だったのですよね。
今までも実はフライメニューだったのでしょうか。
ご主人にどんな料理か伺うと「納豆を、フライにしてあります」と、今までで一番「いい顔」いただけました(笑)。
見た目はコロッケ。
熱さも含め、色んな意味で恐る恐るいただきます。
あ、納豆をフライにしてあります(笑)。
醤油かソースか、もしかしたら納豆のタレ?を衣にかけてあって、これが意外に存在感バツグン。
何も付けないで美味しくいただけます。
強いて言うなら、辛子は合いますよね。
温度が上昇すると納豆菌が呼吸に乗って肺に入って、ウイルスを抑制するという本当か嘘か分からない話も聞いたことがありますので、ちょっと風邪にもいい気がします。
納豆菌は100℃では死滅せず、120℃まで耐えられるのだとか。
揚げ油は120℃を超えるでしょうけど、何も中心温度まで120℃以上になるわけではないでしょうから、恩恵には与かれたのではないでしょうか。
続いてこの日のメインは・・・、
大カツ(1200円)、半分はそのまま。
いい揚げ色。
衣の立ち加減もいいですね。
脂身がしっかりと。
ロースはこうでなくっちゃね!
身の部分も、よく叩かれているのかソフトで歯切れがいいです。
下味がしっかりしているので、そのままで美味しくいただけますよ。
もう半分は卵とじ(+200円)で。
大カツを卵とじで注文すると、鍋に乗りきらない分は別皿でとんかつのまま提供されるそうですし、「ハーフ&ハーフ」というわがまま注文はそれほど迷惑じゃないのではないかな?
想像したよりカツは厚みがありませんでしたが、卵とじにはむしろ合いますね。
衣は剥がれますが、出汁の浸みた衣に肉の脂、揚げ油じゅわじゅわ。
卵とじは生っぽさは残さずにしっかりと「半熟」に。
いやー、美味しかった♪凄まじかったです。
ハーフ&ハーフもお願いした甲斐があって大満足でした。
実は赤坂きょろきょろの方の記事のコメント欄で、代官山はむはむのお兄さんも交えて「大カツはそのまま食べるか卵とじにするか」という話題があったのですよね。
それで今回こんな食べ方にしてみたのですけど。
結果、大カツがどうとか、どっちが合うとか、そんなこと関係なしに・・・
ここのお兄さん卵とじ上手過ぎるんですよ!(笑)
超美味しい、半端ない。
築地・旧豊ちゃん時代はワイルドなラードとヘットの風味にも負けない味の濃さで、ご飯と熱い友情関係にありましたが、こちらではそれほど揚げ油が強くないのですよね。
というわけで、味が濃い印象は変わらないものの以前よりは醤油の旨さを感じられる味付けに思います。
卵の火の通り具合、完璧。
出汁の浸みた衣のぐずり具合、完璧。
美味かったです!