米花を出て、お隣の高はしさんへ。
開店時間まで1時間ちょっと、みなさんとお話しながら待ちます。
珍しく1巡目で滑り込むことができました。
季節的には桜ますが気になるところですが、この日は入荷なし。
入荷が厳しい理由に関して、3代目から丁寧な説明が入りました。
複数の側面から説明くださいましたが、ある理由のインパクトが強すぎてみんなそれしか覚えていなさそうな・・・(笑)。
まずはちょっと珍しいところで、たいら貝刺身(1500円)。
やっぱりこの辺りは注文される方が多かったですね。
甘さを引きずらない硬派な味わい。
ほたてと比較されることが多いたいら貝ですが、言うなればほたては軟派。
「似ている」反面「両極端にある」と言ってもいいような気がします。
角が立ってコリッコリとした歯応え。
ほたてにもこの要素はありますが、こちらは他を削ぎ落としたシンプルな食感になっていますね。
美味しかったです。
生本まぐろ赤身刺身(1500円)。
この時期のキハダを・・・と思っているのですけど、なかなか出会えません。
こちらはギリシャからいらっしゃったそうです。
ちょっとブルーが入っているのか、反射した色合いが何とも言えない輝きを放っています。
ソフトですが、ねっとりはせずシャキリと歯切れがいいですね。
後味もさっぱり、さわやかな酸味が舌を撫でて消えていきます。
キレのいい赤身です。
春らしいさわやかなまぐろでしたね。
厚みのある大振りカットだったので、物足りなさもなく堪能できました。
刺身は美味しく、そして店内は大盛り上がりでとても楽しい時間を過ごせました。
今シーズンの桜ますはちょっと厳しそうなのが不安ですけど、桜ますがなくてもまたお邪魔しますよ♪