lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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人形町の「清寿軒」でどら焼き(小判・大判)、栗まんじゅう。

築地からサーッと移動して平日限定の和菓子屋さんへ。
 
人にオススメされて、かねてから気になっていたのですよ。
 
清寿軒。
1861年創業の超老舗。
 
看板メニューは個性的などら焼き、平日のみの営業なのもあって開店時間から行列が途切れることがないようです。
 
予約してからお邪魔するのが安心かもしれませんね。
 
行列の中には近所のサラリーマン風の方も多かったです。
客先のお土産などで使うのにもちょうどいいのだと思います。
 
僕の前のサラリーマンのお父さんは、箱買いした後に「あとバラで1つ」と追加していらっしゃいました。
職場に戻る前につまみ食いかな?
 
並んでいる間、どら焼きの皮を焼く香りだったのか、香ばしさに包まれていました。
 
どら焼き・小判(180円)。
 
1枚の皮でパックンと挟んだ名物のどら焼きです。
焼き色の濃さも印象的。
 
お団子状に丸めた餡子。
 
瑞々しいなかに粒がしっかり残って、小豆の香りのよく立った餡です。
 
内も外も焼き色の強い皮は、やはり焦げっぽいニュアンスも感じられます。
目がそれほど詰まっていないわりに、むっちりと跳ね返しの強い食感。
 
特にこの畳まれた側は力の逃げ場がないので弾力が強くなっていました。
 
どら焼き・大判(220円)。
餡子・生地は同じものかと思いますが、形が違うとやっぱり印象に違いがありますね。
 
皮はふかっと軽く、口に入るバランス的に生地の割合が多く甘さはよりマイルドに感じられたと思いました。
それから焦げっぽい香りも前のめり。
 
栗まんじゅう(220円)。
せっかくなのでどら焼き以外のお菓子も。
 
どら焼き大判と同じ価格ということで、見た目以上にずしっと重さがあります。
 
さらりとした上品なこしあんに栗がごろごろ、表面は薄ーい生地。
イメージを超えるほどのインパクトはありませんが、印象の違う餡を味わえるのは選択肢としていいですね。
 
買ってすぐにいただいたときは生地の弾力も、餡子の香りも活き活きとして感じられました。
対して、持ち帰って食べた分は生地も餡も食感はダレて、香りが弱くなった分甘さが強調されて感じられたように思います。
 
比較用に上野・うさぎやさんのどら焼き(205円)も買って帰ったのですが、やっぱりうさぎやさんの方が質は1枚上手という印象。
もちろん好みは人それぞれだと思うのでこちらの方が好きな方はいらっしゃるでしょうけど、
洗練された食感や風味、そして時間が経ってもダレない感じはやっぱりうさぎやさん、さすがの貫録でした。
 
とまあ最後はうさぎやさんの太鼓持ちみたいになってしまいましたが、個性があって昔ながらのどら焼きで、また機会をみつけて食べに行きたいと思います。
お土産にも良さそうですね。

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