ちょっと珍しいチーズを2つ。
今回の2つは両方聞いたこともないチーズでした。
ドライ・モントレージャック.
アメリカで最もポピュラーと言われるモントレージャックは有名ですが、そのセミハード版。
そんなのあったんですね(^^;)全然知らなかった。
何か変わったリキュールでウォッシュしてあると聞いた気がしたのですが、
すっかり失念・・・と思って包みを開くと、
お!カカオの香り!
そういえば確かカカオのリキュールと伺った覚えがあります。
見た目はほとんど「栗の渋皮」といった感じ。
比較的水分が抜けて、ゴリゴリッとした歯応え。
とはいっても「ただ固い」わけではなくねっとりと融けます。
甘さはない朴訥とした味わい。
8,500円/kgとやや高めの価格帯ですが、かなり気に入ったのでまた見かけたら購入したいです。
トメット・オ・ボジョレー。
その名の通り、ボジョレーでウォッシュしたチーズ。
トメットは「小さい」を意味するそうです。
ガチッとハードな外皮に覆われています。
紫を煮詰めたような黒色。
「これは皮食べちゃダメだから」というフリ念押しがありました。
内側はとても柔らかくて、少し置いておくとクリーム状になってしまうほど。
結構塩気がシャープな味わい。
アルミ箔で包んで温めて、フォンデュして食べたりするそう。
きっとワインに合うのでしょうね。
僕はサンドイッチに使ってみたりしましたが、
そうすると塩気もいい味に感じられました。
8,000円/kg。
季節が限られているようなので、見かけたらこちらも気になるチーズです。