この日の夜はお誘いいただいて、初訪問のお店へ。
実を言うと急遽前日にお話をいただいたのですけど、空いていてよかったです。
豊田屋。
1971年創業のJR総武線平井駅から歩いて5分ほどのところにある大衆居酒屋。
一見どこにでもありそうなお店なのですけど、寒い時期限定の大迫力メニューを求めて予約が殺到する超人気店です。
ちょっと窮屈な店内。
上着を掛ける場所もないので、テーブル下の「ごみ袋」に入れておくよう指示されました。
忘れて帰らないように注意が必要ですね。
まずはすぐ出そうなものを、ということでシメサバ(600円)。
このところ結構当たり鯖に出会っているので、今シーズンは期待しているのですよね。
ちなみに「鯖に当たる」ってそういう意味じゃないのでご心配なく。
口に入れる前からツンと酢が香ってきましたが、かなり脂乗りがよく鯖の風味が濃く感じられました。
それほど大物というわけではなさそうですが、血合いも鮮やかでいい味のいい鯖でした。
白子鍋(2300円)×2、アンキモ鍋(2200円)、アンコウ鍋(2100円)。
名物!人呼んで「痛風鍋」!
タラ白子!
プリンプリン!
アンキモ!アンコウ!
プリンプリン!
ふふふ、2時間ほど前に食べた「しるあんセット」が頭をよぎりましたが、
ここからは「しらあんセット」に集中しますよ!
グツグツと煮えてきます。
途中Iさんが火加減を調整しようとしてくださりましたが、
「触んないで!」とお店のお父さんに怒られてしまいました(^^;)
出来上がるまではお父さんが見てくれるようで、我々は大人しく「待て」。
煮えたところでお父さんが天地を返して、完成!
こうなると野菜がたっぷりの身体に良さそうな鍋ですね。
ああこれは身体に良さそうだ!いっぱい食べよう!
野菜が全く写っていないのはご愛嬌(笑)。
大振りカットなアンキモは食べ応え満点、骨まで食べられるアンコウの身も活き活きとした弾力と歯応え。
幹事様のアドバイスで2人前にした白子もあっという間になくなってしまいました。
追加注文の相談に入りましたが、1名「肉食系男子」がいらっしゃったのでここからは肉中心に。
牛カルビ焼き(500円)。
甘辛タレで脂多めのお肉を焼いてあります。
カリッと香ばしく仕上がったところがまたいいですね。
キャベツと一緒にワシワシいただきます。
カモ鍋(1500円)。
鍋もお肉系をチョイス。
「ねぎま」と合わせて「かもねぎま」とかも気になったのですけど、鴨とマグロが混ざっちゃうのを懸念して鴨一本にしました。
先ほど怒られていますから、今度は大人しく煮えるのを待ちました。
味付けは濃いめですが、鴨の濃厚な脂が強いのでちょうどいいくらい。
ちょうどいいくらいカモしれません。
肉の鍋も美味しかったですねえ。
次は痛風鍋のない時期にねぎまと肉鍋をいただきに来るのもいいカモしれません。
ウナギキモ焼き(2本)(440円)。
甘めのタレ、肝は苦みがしっかり。
自家製イクラ醤油漬け(650円)。
これは味も食感も弱かったように思います。
イワシ天プラ(450円)。
大衆居酒屋系の衣。
見た目通り衣と鰯に一体感はなく、ほっくり蒸された鰯をもっちりした「皮」で包んで食べているイメージ。
鰯の味もちゃんと感じられるので、脂乗りで印象も大きく変わりそう。
肉ニライタメ(480円)。
最後にもうひと肉!
メニューが豊富で、お店の雰囲気もとても気に入りました。
また暖かくなって落ち着いた時期に来たいな。
というわけで無事、誰一人として足を引きずることなく帰りましたとさ。
めでたしめでたし。