lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「寿司大」でお好み64。

4月13日(金)、この週は何やかやあって睡眠時間が2,3時間の日が続きましたが、どうせ眠いなら、と寿司大さんの行列に挑戦。
 
…するはずが、やっぱり睡魔に負けて築地駅を寝過ごしてしまったり、ハプニングはありましたが、どうにかこうにかお店へ。
 
さらにお店の方もハプニングがあったそうで、つけ場の顔ぶれがいつもとは違いましたが、これもこれで一興ですね。
 
よろしくお願いします。
 
ふぐ白子焼き。
 
塩気がビシッと効いています。
 
海のベシャメル、魚の旨みと香り。
 
お箸でカットしながらちびちびと。
断面からこぼれた分は大葉で拾って残さずいただきます。
 
ボリュームもあって、食べ応えのあるスタートになりました。
 
美味しいものを食べるとお腹が空きます。
 
アラ汁。
 
この日は鰆の大きなところが美味しかったです。
 
続いてのツマミは鰤。
いつもは白髪ねぎを巻いた盛り付けですが、今回はこんもりと。
 
脂の乗っているお腹のところですね。
切り身の形を考慮してこの盛り付けなのでしょうか。
 
口に入れるとさーっと融けますが、印象はさらりと軽い脂。
 
ネギとワサビでさらにさっぱり。
 
鰤は食べ納めになるでしょうか。
春らしい爽やかな鰤でした。
 
玉子焼き。
今回はカットバージョン。
 
切り分けの関係で1塊で出るときと、2つにカットされて出るときとありますが、特にお店的にそこに意味合いを持たせていることはなさそう。
 
すずき。
見た目より厚みのある切り立てで、噛むとジャキッと歯切れ。
 
すだちを搾ってあって、溢れる脂とキュキュッと酸味が香りよく残ります。
 
あん肝。
以前とモノが変わったのか仕込みが変わったのか、別物のようにふやふやにやわらかくなっていました。
 
厚み…というか立体ですね。
 
ほぼ口の中で形を保たずにとろけます。
軽い口どけで、味わいは濃厚。
 
初鰹。
"らしからぬ"脂、対して香りは"らしい"酸。
 
すさまじい脂でしたが、食後感はしっかりすっかり初鰹。
 
お店の方も「いいでしょ」と何だか誇らしげなほど。
 
とても美味しかったです。
 
こちらもおすすめいただいて、鰆の砂ずり。
 
ピンク色はかなり白寄り、脂がテロテロにテカテカ。
 
鰆の砂ずりは脂が強くても「とろける」という感じにはならなくて、クニクニ噛みしめるたび脂が溢れ続ける感じ。
 
煮切りを弾いているのが象徴的です。
 
「あ、ほたるいかもあるよ!」
おお!頼もうと思っていたのに忘れていました!
 
というわけで、〆はほたるいかを軍艦で。
 
目いっぱい開けた口にポイッと放り込むと、頬の裏にほたるいかのゲソがふにゃふにゃと当たります。
 
ほたるいかの身とミソ、シャリが噛むたび混ざり合って、味がひとつの完全体に。
 
いやいや、春らしくて楽しいネタを堪能できました。
イレギュラーな巡り合わせも楽しい思い出になりました。
ごちそう様でした!

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