お昼は荻窪の吉田カレーさんへ。
行列の延び方はいつもよりゆっくりめに感じましたが、開店時間には20人以上になっていました。
店内に入るとクローブの香りがはっきりした気が。
そういえば、ご主人がTwitterでここ最近「カルダモンを使っていない」とおっしゃっていましたね。
「○○の香りがなくなった」というほど具体的には分からなかったものの、僕の貧弱な鼻が、香りに変化があったことを「他の香りが鮮明になった」感覚として感じ取ったのかもしれません、
MIX甘口多め、キーマ、中華アチャール、カスリメティ(1350円)。
おや…、ねぎと中華アチャールの間のスペースは……
と思っているとご主人がすぐに気が付いて乗せてくださいました。
画竜点睛が埋まりました。
そのカスリメティは、甘みと苦みの入り混じった複雑みのある香り。
中華アチャールは大根が良き歯応え。
キーマはパルミジャーノのような乳脂っぽい旨み、香り。
あと胡麻、味噌の香りが香ばしいです。
そして後半は、最近定番になっているのかな?
卓上に用意された、お店オリジナルブレンドのお酢を投入します。
最初は、スプーンですくったカレーソースに、恐る恐る垂らす程度に。
お酢が勝ってしまう感じはありますが、ケンカはしないですね。
思ったよりも気にならずスイスイいただけます。
リハーサルで自信が生まれたので、お皿に直接投入。
全体をよく混ぜていただきます。
この日のルーは旨み推しで、甘さが控えめな印象だったので、お酢の甘みがぴったりハマったような気もします。
吉田カレーさんのルーの辛さは基本が甘口、MIX、辛口とあって、さらにMIXは甘口多め、辛口多めでもお願いできるので全部で5パターン注文できますが、個人的には今回のMIX甘口多めくらいなら辛さが全く気にならず食べやすくてよかったです。
というわけで、香りと旨みに溢れる、魅力たっぷりの1皿でした。
以前もお酢が登場していた時期は記憶にありますが、僕は初めていただいた気がします。
また機会があればタイミングを合わせてお邪魔できたらと思います。