寿司大さんに早くから並んだので、早めに帰って寝ることになると思っていたのですけど、なんだか元気だったので夜は三軒茶屋のサンバレーホテルさんへ。
少し前から金曜か土曜のランチ営業が減ってしまって、なかなか伺えていなかったのですよね。
ビリヤニ、ミールス、ターリーなどに絞って営業されているのですが、この日はアラカルト営業の日。
毎回4種類ほどのカレーが用意されています。
僕はいただいたことのなかった3種類をハーフサイズで注文。
Avial。
一瞬ポテサラと見紛うビジュアルですが、ココナッツの香るマイルドな野菜のカレー。
お野菜はじゃがいも、人参、インゲン。
ココナッツの香りで心が緩んだところに、ヒリッと擦れて熱くなったような独特な辛みの青唐辛子。
青っぽい上品な香りも。
続いてChicken Curry。
ハーフサイズでもボリュームのあるチキンが3切れ。
かなりサラサラしたカレーですね。
塩使いが抜群、塩気を強めて甘みや旨みを生み出しています。
コリアンダーで随分爽やか、クミンの香りはちょっと酸味っぽくも感じます。
かなり辛めに仕上がっていて、燃えそうな舌にジューシーなチキンの旨みが癒し。
Punjabi Mutton Curry(SemiDry)。
ゴロゴロ骨付き肉と、苦みと酸味のビリビリ効いた焼きの入ったようなグレービー。
かなり複雑な味わいをはらんでいますが、深いコクのあるソースで食べにくさは皆無。
最後は骨を手で持ってムシャムシャといただきました。
Peshawari Roti。
ドライフルーツとナッツの入ったロティ。
伺ったところによると、お肉のカレーに合うとのこと。
オレンジピール、レーズン、くるみにココナッツファイン。
甘みをはじめとしたフィリングの風味がそれぞれ出ていて、言わばインド風シュトーレンといったところ。
これ自体赤ワインにも合いそうな。
やっぱりアラカルト楽しい!
それぞれに個性が立っていて、どれも後々脳裏に蘇ってはまた食べたいとうずき出すような、そんなカレーでした。
思い切ってお邪魔してよかったな~とつくづく思いに浸りながら、ごちそう様でした!