この日はどうしてもタルトタタン気分で色々検索していたのですけど、方向性としては「りんごが肉厚」かつ「ジューシー」なものがよかったのですよ。
そう思って探すと意外と好みに合うお店がみつからず、結局お気に入りのお店に行ってみることに。
とはいっても季節メニューなので、この日用意があるかどうか分からなかったのですけど、恐る恐るお邪魔しました。
ランチ過ぎのカフェタイムが始まったところでしたが、ほぼほぼ満席。
ランチの終わったあとカフェでゆったり過ごされているお客さんも多かったようです。
タルトタタン。
ありました。
クリームがボンッと乗っているので伝わりにくいかもしれませんが、かなりサイズのあるタルトタタンです。
上に乗っているのは、ただの生クリームではなくて濃厚な味わいと甘酸っぱい香りでかなりゴージャスな後口の残るクレームエピス。
これが随分タルトタタン全体の印象を贅沢なものに仕上げているのですよね。
そしてこの肉厚りんご。
パッと見ではよく分かりませんでしたが、よく見るとしっかり果肉の形がはっきり残ったタルトタタンであることが分かります。
濃厚でありつつシャリ感は残った食感です。
ロノマトペさんのアングレーズソースはいつも最高。
このご時世にこの価格帯で考えられないバニラの香りを満喫することができます。
ただの添え物ではなく、お菓子の味を決めるものとしての機能も感じられるのです。
どこを取っても、お気に入りのタルトタタンでした。
他の選択肢も色々あったのですけど、やっぱりここでよかったです。
タルトタタン欲がすっかり満たされて、大満足でごちそう様でした!