お昼は北千住のブラッスリー・ロノマトペさんへ。
ちょこちょこお邪魔していますが、ランチタイムは2度目。
平日は11時半オープンですが、土日は12時からのようなのでご訪問の際はお気を付けください。
固定メニューはないのでこの日何があるかは運次第でしたが、狙っていたお料理があったので即決定。
以前はカフェタイムのデザートは何でも注文可能だったかと思いますが、ランチデザートとして2種類だけ用意されるようになっていました。
まずはランチのサラダ。
しっかり肉厚のレタス、ルッコラの味が濃くていいですね。
塩胡椒、オイルにビネガー、シンプルだけどセンスの出るサラダです。
皮付きもち豚燻製のシュークルート(1430円)。
塩漬けにした豚バラ肉をシュークルート、ジャガイモと煮込んだもの。
写真では上手く伝わらないかもしれませんが、かなりボリュームがあります。
バラ肉の厚みのあるジューシーな脂の外にもう1層、皮がぶりりんと。
じっくり火を入れたことで、脂が逃げることなく膨張しながらも落ち着いたハリのある食感がお見事。
ジャガイモは大きめのメークインかな?
煮崩れず固いジャガイモですが、ナイフでカットしていただくと口の中でねっとり。
塩漬けにした豚肉は、1度引き締まったところをじっくり煮込んでほろっとほぐれるやわらかさに。
味の濃い豚肉と、マイルドな脂、皮がいいバランス。
豚の出汁の出たスープにシュークルート独特の酸味。
クミンの酸味も加わっていたのかな。
仕上げの粗挽きポワブルも印象的に香ります。
瓶で提供されるマスタードも使って印象を変えてみましょう。
もともと酸のある味わいですし、豚肉料理なのでマスタードが合うことは請け合いですが…
うん!バッチリ!
特に後半冷めてきて豚肉の脂が少し重くなったところを、力技でグイッとさっぱりゾーンに引き戻すパワープレイ。
ちょっとマスタードを多めに合わせても間違いのない相性でした。
紙袋に入って提供されるパンは、半分にカットされるようになっていました。
熱々で固いパンなので、カットされていないとちょっと食べるのに苦労するのですよね。
こういう食べ手の立場で考えられるお店って、どんどん良くなる期待が持てて、また来たくなってしまいます。
食後のドリンクはホットの紅茶に。
合わせたお菓子は、
洋梨のタルト(390円)。
本当はカヌレをお願いしたのですが、焼くのが間に合わなかったそうでコチラに変更。
以前は「ハーフサイズもできます」だったかと思いますが、デフォルトでハーフサイズにされたようですね。
自家製のバニラアイスとアングレーズソース添え。
洋梨は結構水分が出てしまってクリームの食感はイマイチ。
果実の香りも飛んでしまっているのでちょっと物足りない気がしました。
ランチデザートとしては十二分のクオリティーではあるのですけどね!
デザートもとても期待しているお店なので、その中にあってはリピートはしないかも、という気がしました。
やっぱりランチもとてもよかったです。
カフェタイムのフードメニューも品数が増えているそうなので、またランチ・カフェ問わず伺ったタイミングで楽しませていただこうと思います。
ごちそうさまでした!