まだ時間に余裕があったので、北千住「ロノマトペ」さんのカフェタイムにもお邪魔します。
お客さんは出たり入ったり、空席が目立ちますがカフェ営業はこれくらいでちょうどいいのかもしれません。
以前カフェタイムで訪問したときに「タルト系はハーフサイズも可能」と教えていただいてそのように注文しましたが、
今回もハーフで2種類お願いしたところ「ハーフサイズはランチ・ディナータイムだけ」とのことでした。
変更があったのか、前回が間違いだったのかもしれませんね。
というわけで、もともと気になっていたタルトタタン(720円)をお願いしました。
旬の時期は終わったといってもいいかと思いますが、市場でみつけて買ってみたのだとか。
ロノマトペさん定番のアングレーズを敷いた上にボリュームのあるタルトタタン、上に乗っているのはフロマージュブランだったかと思います。
大きさといい、色味といい、貫録のあるタルトタタンですねえ。
「宇宙戦艦タルト」といった風情。
必ずここへ戻ってくると、早くも再訪を誓いたくなりますね。
じっくり深く火を入れた紅玉は酸味が抜けて、ビターな香りが際立つ甘み。
火の入れ方か、あるいは時期的に紅玉自体の酸味も角が取れていたのかもしれません。
食感は見た目でイメージしたよりは、わずかにシャッキリ歯応えが残っていました。
フロマージュブランはやわらかな酸味と、軽い口当たりがとても心地よいもの。
タルトタタンにない要素を埋める以上に補うアクセサリーになっています。
基本に忠実、をじっくり丁寧に表現したような1品。
アングレーズやフロマージュブランの納得のいく組み合わせも楽しめて、美味しくいただけました。
また定期的にお邪魔して、気になるメニューを押さえていきたいと思います。
ごちそうさまでした!