続いて「米花」さんへ移動。
このところいつにも増してメニューが右肩上がりに豪華になっているのですけど、この日はまた一段とすごそう。
まずは新じゃがと鶏つくねとにんじんの炊き合わせ、お味噌汁と白菜漬け。
❝まずは❞です!
薄い皮がしゃりっとする新じゃがは春の香り。
甘めに味付けた煮汁は鶏の出汁と、野菜の甘みもじんわり浸み出しています。
メインはめばる煮付け。
4人くらいで分けると良さそうな重みです。
ギラギラに輝く皮目。
甘く濃いめの煮汁を、時間をかけて浸みこませるのが米花さん流の煮魚です。
ぶわっと分厚く付いた身は、旨みと香りの強いめばるのいいところがしっかり出たもの。
「食べ終わったらお湯入れるから、言ってね」
とJさんが声をかけてくださったので「あれですね…!」とほくそ笑んで、頃合いを見計らってお願いします。
というわけで、食後は骨湯。
食べ終わって残った魚の骨に、お湯を注ぐことで脂やゼラチン質がとけ出して煮汁がより旨く仕上がるのですよね。
ズズ、ズズ、ぐびぐびぐびと最後まで美味しくいただきました。
ごちそう様でした!