この日のメインはお昼のカレー。
四谷三丁目と信濃町の間辺りに去年オープンしたスリランカカレーの新店「バンダラランカ」さんです。
新宿っぽくない住宅街の中にデーンと現れるアートの複合施設「アートコンプレックスセンター」の1階にあって、外観も内装もとてもお洒落。
テラス席には鯉がいます。
ライスを中心にスパイス料理をグルリと並べるスリランカ式カレー。
ビュッフェスタイルなので、この手のカレーを初めて自分で盛り付けました。
鯉を見ながらカレーを食べるのも初めてです。
盛り付けのセンスはこの際見逃していただきまして。
こちらのお料理は色合いのくっきりしたものが多くて、それだけで随分華やぎますね。
アート施設にスリランカカレーというのはピンときていなかったのですけど、なるほど意外と相性がいいのかも。
そして色合いがくっきりするように並べるのが盛り付けのコツのような気もいたしました。
今後の参考にしましょう。
手前からカボチャ、右にダルのカレー、左奥にチラッと見えているのがチキンカレー。
形の残ったダルがぽくぽくした食感と、素朴な風味がとても心地よくて好みでした。
チキンカレーは、事前に注意のあった通り結構辛め。
鮮やかなビーツのココナッツ煮込みはしっかりビーツの甘み。
隣りにポルサンボル。
しめじ、大根、キャベツは濃いめの味付け、ココナッツでふわりと風味付けされたケールの炒め。
さすがにこれだけの種類があると少し雰囲気の被るものもありますが、食材の風味が残っているのでそれぞれ個性を感じることができました。
油断していたらキャベツがかなり辛かったので、辛味のアクセントとして混ぜ混ぜ。
タイ米のターメリックライス、スリランカ産の赤米と2種類用意されたライス、そしてパパダムとワシャワシャ合わせながらいただきました。
紅茶も美味しいお店ということで、食後は紅茶と甘味をいただけます。
セモリナ粉とココナッツミルクのココナツケーキ、ヤシの花の蜜をベースにしたプリン。
ここまで洗練されると潔いですね。
それぞれ風味はしっかりしていますし、紅茶と、そして食後の歓談のお供としてはとても優秀な甘味でした。
というわけでゆっくりと楽しい時間を過ごして大満足で、ごちそう様でした!