お昼は東新宿で話題のスリランカカレーをいただきに…、行くつもりが場所を勘違いしていた関係で夕方近くの訪問になってしまいました。
図らずも、16時半までの通し営業という利点を最大限に活かさせていただきました。
お店があるのは何とアパホテル東新宿・歌舞伎町東の1階。
「サンサン」というお店とのコラボという形のようです。
ディデアン。
蒲田でホテルに隣接するお店として営業されていたお店が、門仲に続いてこちらにも出店されたということのよう。
入口からではなく、右手に回ると路面から直接お店に入ることができました。
目立つ看板があるので間違いありませんね。
お店に入るとテーブルの上には、ランチセットに付く各種お惣菜と、飲み放題のラッサムの入ったポット。
日本語のややつたない店員さんおひとりでしたが、基本的なやりとりは問題なさそうで、注文をお伝えして着席。
ラッサムを自分で注いできて、少し待っているとメインのプレートが運ばれてきました。
目に鮮やか。
1品ずつは少量ですが、かなりの多品目なのでボリュームはありそう。
店員さんがひと通りサラッと説明してくださいました。
チキン、茄子、ダル、にんじん、インゲン、魚のコロッケ、大根、ケール。
盛りだくさん盛りだくさん。
低めのアングルからも。
ちゃんと手の込んだ1品1品を、この品数となるとかなり仕込みは手間がかかっていそうですよねえ。
食べる前から、いいお店だなあと。
トゥールダル。
豆の香りが素朴でマイルド。
何と合わせても美味しくいただけるので、あれを食べてはダル、これを食べてはダル、といった感じに何度もここに戻りながらいただきました。
真ん中は茄子。
茄子はインド料理にはなさそうな深めの火入れで香ばしさが出ていて、個人的にはちょっと意外性を感じました。
左はインゲン、真ん中に大根、奥にジャガイモ。
この辺のやさしそうな野菜系がビリリと辛かったりしてちょっと不意打ち。
ケールはココナッツ風味。
辛めのおかずと合わせるのに向きます。
チキンのカレーと魚のコロッケ。
チキンはシンプルなトマトベースですが、結構辛め。
魚のコロッケはツナみたいなものがギチッと詰まっていました。
パパド。
折れているので分かりにくいですが、結構大きさがあります。
パリパリと割っておかずにかけて混ぜながらいただきましょう。
おかわりし放題のラッサム。
トマトスープ寄りの仕上がりで、辛さも汗がにじむほどしっかり。
ライムのピックル。
サービスなのか、後から追加でくださったライムの皮。
酸味と独特のビターな後味が大変面白かったです。
ココナッツ炒め2種、キャベツ、玉ねぎ、唐辛子。
写真を撮っていたら、お店の方がひと通り盛り付けて持ってきてくださいました。
ビビっているのがバレバレな感じになりましたね。
食べてみるとパリッパリに軽い食感まで水分が抜けていました。
プレートのおかずと合わせていただいたので、おかずが辛いのか唐辛子が辛いのか判断しかねましたが、とりあえずそこまで辛さはなかったように思います。
香ばしさと唐辛子の風味と。
さらに追加サービスで魚のカレー。
魚は鰤で「スリランカではよく使う魚」なのだそう。
随分複雑にビターなカレーでしたが、鰤の香りがしっかり主張していました。
少量多種で色々食べさせていただけるのがありがたいです。
ウヴァティーも飲み放題。
最初はちょっとぶっきらぼうに感じたお店の方も、感想を聞いてくださったり、辛さについて気遣ってくださったり、気さくにお話できるチャーミングな方でした。
通し営業なところもありがたくて、中途半端な時間で美味しいものを食べたくなったときにはちょうどいいと思います。
ごちそう様でした!