この日は久しぶりに土曜日の立石「宇ち多゙」さんへ。
土曜日は10時オープンということで、朝からたくさんの方が行列を作っているのですよね。
とはいえ、常連さんがきちんと整列させているのがこのお店流です。
少し待って案内されたのは煮込み鍋正面の席。
ここは外光がガッツリ入るので、写真を明るく撮れるのですよね。
タン生(赤いとこ)。
まずは早い時間になくなりがちなメニューを押さえます。
赤身っぽい肉々しい部分と、少しサシの入った感じの脂を感じる部分と。
ゴリッとしてサクッと小気味良い食感も印象的です。
煮込み(ハツ元)多め。
ご一緒した常連さんが「ハツ元多め」で指定して注文。
煮込みは部位の指定ができるということを聞いてはいましたが、どこがどの部位かよく分からなかったこともあって、今まで指定したことはなかったのですよね。
今回ハツ元の他、黒いとこ、白いとこについて教えていただけました。
右のチューブ状になっている心臓(ハツ)につながる部位がハツ元なのだそうです。
コリコリした食感。
左手前の「黒いとこ」や、写真だと分かりにくいですけど「白いとこ」も絶品で、結局全部食べたくなってしまって、今後も結局指定しないで満遍なく入れてもらうかもしれません。
キュウリ生姜乗っけてお酢だけ。
写真では見えていませんが、奥に大根も乗っています。
「お酢だけ」という指定にしてありますが、デフォルトではお醤油もかかります。
カシラタレ。
カシラも早めになくなりやすい部位ということで。
カシラはムチムチして噛み応えのある赤身、というイメージだったのですけど、思ったよりも脂を感じて、ともするとコラーゲン質のような箇所もあってちょっとイメージが変わりました。
また頼もう。
カシラ塩。
せっかくなのでと塩でもいただきます。
お肉の風味がより明らかで、これまた印象が変わります。
シロよく焼き味噌。
これは僕のリクエストで注文。
「味噌」というのは、素焼きにした後、煮込みの鍋に突っ込んで提供されるもの。
カリッと焼き上がったシロに、旨みとコクの煮汁をサラッとまとわせて。
何を食べても美味しいので毎回色々頼むのですけど、これだけは外せないのですよねえ。
ナンコツ素焼きお酢。
これは常連さんチョイス。
なるほど、なかなか自分では思いつかなかった注文です。
ナンコツというと食感が印象に残りがちですが、素焼きお酢でいただくと味の良さも際立ちますねえ。
これはまたリピートしたいメニューが増えてしまったなあと思いながら、大満足でごちそう様でした!