この日は平日にお休みをとって東新宿の「サンラサー」さんへ。
営業日が変更になったこともあってしばらく伺えていなかったのですよね。
今年は様々営業形態が変わっていらっしゃいましたが、11月からは基本的に以前のスタイルに戻されているようです。
というわけで、前日に予約した時間にお店へ。
手を洗うなど指示に従って済ませてから、カウンターの指定位置につきます。
お店に入るといつものスパイスとはちょっと違ったやさしいいい香りで溢れていました。
注文は決めてきてあったのでサクッと注文。
手際よくお皿に盛り付けられていくのを眺めつつ待ちます。
わんぱく。
当日に用意されている2種のカレーと、アチャール全部盛り、さらにキーマカレーに炙りチーズが乗るメニューです。
最近は2種盛りのあいがけにすることも多かったのですけど、今回は久しぶりということもあって元気いっぱいでわんぱくをお願いしました。
キーママタール。
マタールというのはグリーンピースを指すそうで、今回はグリーンピース入りのキーマカレー。
「サンラサー」さんは、このお店らしさの詰まったキーマのオイルが最高なのですよねえ。
「お人好し」「いい人止まり」のレッテルを欲しいままにしている僕にとっては、「本当のやさしさには多少のスパイスが必要」であることを教えてくれる味です。
ムーリーダール。
ムーリーは大根で、ダールは豆。
豆と大根のやさしいカレーです。
お店に入ったときにいつもと違う香りがしていたのは、大根の甘い野菜の香りだったのではないかと思います。
アチャールは牡蠣、砂肝、エノキ、かぼす、大根。
風味抜群な牡蠣はもちろんのこと、バッツバツに食感の活かった砂肝がとてもいいですねえ。
サラダにはひよこ豆。
葉物はいつもの水菜に加えてからし菜がピリリ。
いつもサラダから食べ始めるのですけど、いきなりスパイスが効いている気がして、ドレッシングにマスタードをビビッドに投入でもしているのかと思ったくらいでした。
夏には夏の、冬には冬の「らしい」メニューを提供してくださっているわけですが、今回もググッと冷え込み始めて街風に負けそうな骨身にじんわり浸み入るぬくもり溢れるカレーでした。
火照った身体に満面の笑みで、ごちそう様でした!